2019年08月30日

【楽曲解説】プロデューサーによるStar☆TSOLO10プロジェクト楽曲解説その3(近藤実希「この世界にソウルを放て」、和久田朱里「Summer Glow」、浜川一愛「はつこい」、瑠果「Dream it, Wish it, Do it! 〜夢見ろ・望め・実行せよ!〜」)

メンバー10人が豊田ゆかりのアーティスト10組とタッグを組んでソロ曲10曲を制作したStar☆TSOLO10について、各楽曲について、制作者のみなさんにお話しを伺いました。その3。
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― 続いて、近藤実希「この世界にソウルを放て」制作の清水Pです。
清水:今年の2月に発表したシングル「ご当地ソング」をどういう方向性でいくか検討するため、昨年後半色々最近のJ-POPを聴いてたんですが、その中にtofubeatsさんがありまして、個人的にもとても気に入りまして。
これまでは基本ロック系で、ディスコとかEDMとかほとんど聴いてこなかったので、Star☆Tの曲を作る時もキック(バスドラム)4つ打ちの曲は作ってこなかった、というか作れなかったんですね。でも、tofubeatsさん聴いたら4つ打ちリズムがスーッと体の中に入ってきたというか(笑)、「あ、4つ打ち作れそう」ってその時冒頭のフレーズをぱぱっと作ったんです。「ご当地ソング」には私の曲収録予定はなかったので、途中まででほってあったんですが。で、ソロプロジェクトやることになり、あの曲やりたいなと。いつもなら私はなるべく曲作らないで済ませたいんですが、今回は珍しくあの曲を完成させたいって思いまして、10曲の中にこそっと入れて(笑)。
でも、これまでに作ったことのない新しい挑戦ではあったんですが、いつもの悪い癖で、作ってる内に段々ファンクっぽくなってきたんで、これはプリンスを聴かねばと古いCDを引っ張り出したりして…、冒頭のギターは完全にプリンスの「KISS」ですね、もうそれがやりたいだけという(笑)。GENTさんに「KISS」そのままで入れてくださいって。結局なんとなくノスタルジックな感じが出ちゃいましたね〜。
― ギターはGENTさんが弾いてらっしゃいますね。
GENT:最初にデモをいただいたときに、ワウのギターをお願いしますっていう依頼だったので、まじか!って少し焦りました(笑)。ステージで動き回りたい僕は滅多にワウなんて踏まないので、だいぶ練習しました(笑)。でも普段やらないことが出来たのでこれもいい機会になりました。
それで、たまたまなんですが、カッティングの歯切れのいい音が出るように僕のESPの白いギターにピックアップのタップスイッチをつけて改造したタイミングでこの曲をレコーディングしたので、よりいい感じのサウンドで録れたと思います。
― ボーカルについて
清水:オーディションで、6期生からは近藤実希と瑠果が残ったんですが、この2人はこれまでパートソロの経験もなくて未知数だったんで、組み合わせは私と菊池さんで担当しようと思いまして。で、この曲が歌えそうな張り声系の近藤を私が担当して、瑠果を菊池さんにお願いして、という決め方をしました。
始めてのソロレコーディングで大分緊張してましたね、下ハモとか苦労してました。でもいい意味で粗削りな感じが出せたんじゃないかと思います。ところどころダブルっぽくするとか深井さんも色々ミックスで工夫してくれてますね。最後のファルセットは本当は地声で入れて欲しかったんですがレコーディング時に出ないってなって…ライブでは出るようになるように期待してますよ。

― 続いて、和久田朱里「Summer Glow」制作の木蓮堂 正木さんです。
正木:今回初の個人アテ書きということで、まず他のメンバーの楽曲との差別化をどうするべきかと考えました。今までの制作では、全体のコンセプトがあったり、以前とは違うものをと言う、ざっくりしたイメージがあってのスタートでしたが、ソロ曲であり、そういう意味では、他の誰とも違うものを出さなくてはいけないなと思いました。
あかりんは、最年長で、リーダーで、最古参でもあるため、ファンの皆さんが持っている固定されたイメージもあるでしょうから、それを壊さずに、なお新しい側面が出せないかと考える中で、あかりんとはいったいどんな女性なんだろうと、和香と深く語り合いました。
そんな中で、まず大人というキーワードは必要だろうと言うことになったのですが、いくらメンバーの中では最年長とは言え、私たちにとっては娘と言ってもおかしくない年齢のため、父親のような気持から“セクシー番長”路線はやめさせようと言うことになりました(笑)(本人も“私の水着姿には需要がない”と言っていましたが、それは謙遜かと….)。本当はユーロビートやソウルと言った、ディスコ曲で番長っぷりを披露とも考えたのですが、そのあたりは今回初参加のEmiliowlさんや、絶対ダンスミュージックでくるでしょ?というTUT-1026さんとかぶったら、正直かなわないなと言うのもあって、早々に却下となりました。
そして次に出てきたのは、ドライビングミュージックと言うキーワード。
コングラやモノクロのMVの中でも、あかりんが車の運転をしているシーンがありますし、Star☆Tのメンバーの中では、唯一そんなイメージがあるのではないかと…。それと、配信限定リリースではあるが、MVは制作するということだったので、他のメンバーとは違った雰囲気が出せると言う狙いもありました。
歌詞の内容に関しては、相当深い討論を和香としたのですが、長くなるのでそれは別の機会に…。簡潔に言えば、いつも一緒にいないと不安になる二人が、お互いを信じ合って、会えない時も信じ合えるように、二人で階段を一段昇る話です(ハローグッバイや、二人の散歩道に出てくる恋人同士が、ずっと仲良くいられますようにと言う願いを込めています)。
― ボーカルレコーディングについて。
正木:あかりんの音域は比較的低めで、そういう意味では和香もイメージしやすかったのではないかと思います。あかりんにも「低い曲をありがとうございます」と言われましたが、今までの楽曲では随分と苦労していたのかな?(笑)きっちり練習して来てくれて、頑張って録音してくれました。
余談ですが、低めのキィに設定したことで、仮歌録音時に和香のボーカリスト根性&ハモラー気質に火がつき、結果多重コーラスをパートをいれることになりました。イメージはまんま山下達郎さんです。
このパートのレコーディングに関しては、ボーカルトラックが完成してから、後日実費でVoxBoxスタジオを押さえ、コーラスをすべて録音し直すという和香としては珍しい気合いの入れっぷりでした(笑)(自分たちでコーラスパートを歌ったのは、実は今回が初めてでした)。
― 曲の聴きどころを。
正木:80年代シティポップが再評価されていますが、そのど真ん中を狙いました。当時を知っている人たちは“ニヤリ”とし、知らない人は“新しい”と感じてくれたらと思います。良い意味で、あかりんの新しい一面が出せたのではないかと思っています。
― 告知などありましたら。
正木:大きなイベント出演などは当面ありませんが、今年こそは自分たちの音源を制作したいと思っています。Star☆T共々、木蓮堂もよろしくお願い致します。


― 続いて、浜川一愛「はつこい」制作の仲村屋さんです。
仲村屋:ちなりちゃんとはレコーディングまで面識がありませんでしたので、ボーカルレッスンで会う機会のあったあかりんや、しずく、みきから人となりや、メンバーから見た歌唱力などリサーチさせてもらっていました。また、出来るだけちなりちゃんが歌いたくなるような曲にしようと思っていたので清水さんを通して、ちなりちゃんが好きなアーティストや曲なども伺いました。後にも先にも「ソロデビュー曲」は一生に1曲ですので、等身大の気持ちで歌える内容を、という思いから「初めての恋」を題材に制作しました。
― ボーカルレコーディングについて。
仲村屋:レコーディングは、驚くほどスムーズに進行できました。練習段階の歌唱を事前に送っていただいた時点で、楽曲の内容を良く理解してくれているのが伝わってきたし少ない練習期間で、良く歌いこんでくれているのも伝わって、素直に提供しがいがある子だなと嬉しく感じました。レコーディングでは、「試しにこういう歌い方もしてみて欲しい」というディレクションもさせてもらってすぐ対応できたちなりちゃんに、今後の伸びしろを感じました。大胆にも、繊細にも歌える子なので、これからもいろんな楽曲で活躍して欲しいです。
― 曲の聴きどころについて。
仲村屋:清水さんからは「好きに作ってもらっていい」ということでしたので仲村屋といえば「ピアノサウンド」にしたいと思い派手なアレンジにはせず、ピアノと歌のみのシンプルな構成で制作しました。10代の今だからこそ残しておける、ちなりちゃんの瑞々しい感情を、歌声から感じて欲しいです。
清水:仲村屋さんは「メロウ」の時に「ムーンライトパレード」を提供いただいて、でもアイドル曲をという要望にちょっと無理させちゃったかなという気持ちもあって、今回はこれぞ仲村屋というシンプルなピアノバラードをいただいて、やっぱりいいなぁと。
ソロ曲作ってくださいっていうとバラード曲作る人が多いかなぁなんてのは全くの杞憂で、最終的にはバラードは仲村屋さんのみだったんdすが、まっすぐなバラードが1曲入って、10曲全体も締まったなぁと思います。浜川は、今まさに成長株ですね、「ご当地ソング」収録の「私たちの散歩道」でも初めて落ちサビをソロで歌ってますが、その時からもさらに成長してると思います。アップテンポの曲も力強く歌えるようになって欲しいですね、ライブで歌う機会を増やしていきたいなぁと思っているところです。
― 告知などありましたら。
仲村屋:この度、ありがたいことに第一子を授かりましたので、仲村屋は年内で産休・育休に入らせていただきます。仲村屋としてのライブ出演は難しくなりますが、今後もご縁があればStar☆Tの皆さんに楽曲提供で関わっていきたいと思っているので引き続き、母子ともに変わらぬ応援をよろしくお願いします。

― 最後は、瑠果「Dream it, Wish it, Do it! 〜夢見ろ・望め・実行せよ!〜」制作の菊池卓也さんです。
菊池:ソロプロジェクトのお話について、当初の計画のお知らせにて松中とともに把握しておりました(10人ほどのソロ、と)。清水Pとしては共同での制作を念頭に置かれておられたようでしたが、「キミシカイナイ」の件で上述したように、松中自身がほぼ曲を形に出来る状態でしたので、僕は別で動こうかと何となく考えていました。ちょうど5月の年度末打ち上げの時にその旨をお伝えした際、快諾いただいた(やや強引だったかも…笑)ということで、ソロテンの名前が付いたように思います。
瑠果さんについては、レコーディングやソロなどの経験がほぼ無い状態とのことでしたので、歌い上げる曲というより、サウンドとボーカルが相乗効果になるような曲が良いなぁと思い、去年の牧野凪紗さんソロでソウルっぽい曲を作ったように洋楽的な曲を作ろうとはぼんやりと考えていました。
そこで瑠果さんよりご挨拶の連絡をいただいた際、
菊「テイラースウィフト的な洋楽っぽい曲を考えていますが、どんなジャンルが好きですか?」
瑠「はい!Jポップが好きです!」
菊「…(汗)分かりました!混ぜ合わせた感じで作ります!」といったやり取りがありました(笑)。
最初はコッテコテの歌謡曲にしようかとも思いましたが、瑠果さんのイメージに合う曲…他の方がまずやらないであろう曲…できれば洋楽的な…頭の中で色んな音が出ては消えたりして時間が経っていきました。
最終的にオシャレとかカッコいい曲!というよりも旅や挑戦や成長、チャレンジしていこうぜ!感の野生的な曲が浮かび、そこからはパッと曲が出来上がりました(それでも遅めでしたが…汗)。
上記のイメージをお伝えした上でデモをお送りしたところ、次の日には歌詞の素案が送られてきてビックリしました。なんて早い…!
数日後には自身で手直しされ曲名まで付いたほぼ完成形の歌詞と仮歌が送られてきて、清水Pも「手直ししていません」とさらにビックリしました。
清水:客観的に見てどんな曲を作るのか予想がつかないのは菊池さんと私だと思うんですが(笑)、この曲もちょっと想像できなかったですね。「ファンタジーメモリーズ」「赤く塗れ、焔を焦がせ」等々ポップスを一旦ばらして再構築するようなそういう境地に菊池さんが入ってきているような。でいてポップスとして聴きやすい。今回の10曲は配信時アルバムとして登録したので曲順を決めたのですが(この楽曲解説が曲順どおりとなってます)「この曲が最後だな」というのはすぐ決まりました、間に入ると多分あとの曲が負けちゃうなぁと。
― ボーカルレコーディングについて。
菊池:瑠果さんはとても緊張している様子でした。他の方の曲が割とスッとレコーディングが進んでいった中で、ディレクションに時間がかかることを想定して一番最後に録音させていただきました。出来るだけ瑠果さんの歌詞を崩さず、パートの入れ替えや字余りなど軽く変更した程度でほとんどは彼女自身が歌いながらフレージングを作っていった感じです。その際にオペレーターの深井さんや清水Pも一緒にアドバイスや指示などをしていただきとても心強かったです(“Bustle”を“バステル”と歌っているのはココだけの話です(小声)造語的なイメージで敢えて変えませんでした)(笑)。
バックコーラスは当日に「こういう音程で歌って!」などとなかなかムリを言いましたが瑠果さんも粘り強くチャレンジしていただき、個人的にはあっという間に終わった!と思ったら2時間くらい経っていました(笑)すみません…。
清水:朝空曲のところでも言いましたが、この曲の歌詞については本当にあっという間に本人が書いてきまして、手直しは全くしてません。譜割りがちょっと強引かなぁというところもありましたが、角をとって丸くしてしまってもなぁという気持ちもあり敢えて直さなかったのでレコーディング時には菊池さんにも手間をとらせました(汗)。でもそういうゴツゴツ感も曲と合ってて…といい風に取ってもらえればです(汗)。
― 曲の聴きどことについて。
菊池:世界を冒険しながら成長していく…その過程を曲に押し出してみました。瑠果さんのソロやStar☆Tでの経験、というダブルミーニングでもあります。雰囲気を出すためバックでマーチングドラムがずっと鳴っています。歌がメインのソロ曲ということで長い間奏は無く3コーラスというちょっと変則的な構成です。
Aメロは砂漠や王国、北方など世界音楽的なものを(安易に)取り入れたサウンドです。バックサウンドの鳴り物やパーカッション、コーラスも雰囲気に合わせて変えています。
Bメロは落ちメロ含めた難しいパートかと思いますが、音数を少なくして旅の過酷さや苦難をイメージしています。
サビは一気に開放感が溢れ出していきます。コーラスもいわゆる上下ハモりだけではなく、コード音をなぞったアカペラ的なコーラスをチャレンジしていただき入れてみました。広い世界を旅しているイメージが伝われば幸いです。
僕は曲は作りましたが、題名や歌詞、フレージングはほぼ瑠果さんが作り上げたこともあり、共同プロデュースという形でクレジットに入れさせていただきました。ありがとうございます。

― みなさんありがとうございました。最後に改めて清水Pからみなさんにメッセージを。
清水:10人のソロ10曲を一斉に作るというかなり無謀なプロジェクトでしたが…無事に発表できて感無量です!本当にいろんなジャンル・タイプの曲が揃って、どの曲も高いクオリティがあって、アルバムではないですが10曲通して聴いても楽しめるオムニバスになったなぁと。楽曲提供いただいたみなさんには本当に感謝してます。個人的にはStar☆Tのこれまでで一番好きですね、趣味的に。アルバムだとトータル的なことを考えてしまいますが、それがない分、それぞれ自由に好きなように制作いただいたのがいい方に出たのかなと思います。
もちろん、メンバーの歌唱力も上がってきていて、ソロを歌えるメンバーが揃ってきたということもあります。ライブ沸きする曲は少ないかもしれませんが、生活の中でふっと聴いてもらえるといいなぁと思います、好きなアイドルの曲としてだけでなく楽曲としても。そういうことも含めての配信限定なので。
それと、ミュージッククリップも10曲全部作っていく予定ですので、こちらもどうぞお楽しみに。
Star☆Tともども、楽曲制作いただいた豊田にゆかりのアーティストの方々についてもこれからも応援よろしくお願いいたします。

楽曲解説その1(全体について、松中啓憲 牧野凪紗「キミシカイナイ」、嶋ア友莉亜「Escape」)
楽曲解説その3(近藤実希「この世界にソウルを放て」、和久田朱里「Summer Glow」、浜川一愛「はつこい」、瑠果「Dream it, Wish it, Do it! 〜夢見ろ・望め・実行せよ!〜」)
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【楽曲解説】プロデューサーによるStar☆TSOLO10プロジェクト楽曲解説その2(朝空詩珠紅「私だけの夢」、misola「Dance With Me」、荒武彩音「Glorious Future」、萩野陽向子「笑って。」)

メンバー10人が豊田ゆかりのアーティスト10組とタッグを組んでソロ曲10曲を制作したStar☆TSOLO10について、各楽曲について、制作者のみなさんにお話しを伺いました。その2です。
Star☆TSOLO10特設ページ(制作者プロフィールほか) http://star2t.com/solo10.html
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― 続いて、朝空詩珠紅「私だけの夢」制作の藤村のりおさんです。
藤村:まず、今回もまた声をかけていただきありがとうございました。とても嬉しかったです。そして何と言っても、企画内容が面白く、清水さん、さすがと言う感じでした(笑)。
清水:いえいえ、藤村さんは「メロウ」収録の「恋するマーメイド」、牧野凪紗ソロ「STORY」に続く楽曲提供で、これまではいろいろ要望をした上での依頼だったので、今回は思いっきりやりたい曲をやってもらおうと。
藤村:歌ってくださるのが朝空さんと聞いて、「恋するマーメド」の時にメインで歌ってくださっていて、とてもステキな歌声だったので不安なく制作に入れました。ただ、曲の方向性を考える際とても悩みました。優しい声をしているので、期待を裏切り力強い感じにするか、優しい可愛らしい曲にするか。悩んだ挙句、どちらも出せたらいいなと思い、この曲が出来ました。
明るいようで悲しい、強いようで弱い。そんな、感じか伝わってくれれば幸いです。
清水:今回の10曲は本当に色んなジャンルの曲が揃ったんですが、いわゆるアイドル曲ってこの曲だけなんですよね、結局藤村さんは自分の好みを押さえてアイドルに寄せてくれたなと(謝)。明るいようで悲しい、強いようで弱い、確かにそうですね、歌謡曲っぽいノスタルジー感もありつつ今風でもある、生バンドでこの曲やったら結構パワフルな曲になりますよね、これぞ藤村ポップスだなと思いました。
作詞についていうと、今回10曲中3曲が歌うメンバー自身で作詞しているのですが、3人とも作詞初挑戦で、さらに進み方も三者三様で。「Dream it, Wish it, Do it! 〜夢見ろ・望め・実行せよ!〜」の瑠果は、デモ到着が遅くてヤキモキしてたんですがデモがきたらパッと一晩で書いてきて、ざっくり大まかな内容的なアドバイスをしただけでもう1回書き直して完成で、私の直しは全然入ってません。「Glorious Future」の荒武彩音は、テーマはどうしたらいいかとか、細かい部分についても何回もやりとりして、作曲のGENTさんの意見も聞いたりしてかなり時間をかけて完成したんですが、こちらも直接私の直しは入ってません。で、朝空「私だけの夢」ですが、本人に書きたい内容ははっきりあるようなんだけどうまく歌詞にできなくて、レコーディングギリギリになってしまったので1コーラスと半分くらいの言葉から私が肉付けして…完成させたという経緯でした。でも、この歌が一番本人が書いたっぽいんですよね、自伝的でストレートで。私もサポートながら「いい詩ができたな」という手ごたえというか満足感がありました。曲と詞と歌がピタッと寄り添っている感じというか。
歌も、朝空の歌はストレートで優しい声だけど、ややもすると感情の起伏が歌い分けられないところがこれまではあったんですが、今回は全然そんなことなくて、とてもエモーショナルに気持ちが伝わってくるボーカルです。自分で書いた詞ということもあるし、息遣いとかも丁寧にレコーディングの深井さんが拾ってくれたということもあるかなと思います。
藤村:また今後もぜひ参加させてください^_^
清水:ぜひよろしくお願いします!

― 続いて、misola「Dance With Me」制作のTUT-2016さんです。
TUT-2016:話をもらってすごくワクワクしたのを覚えてます。普段からよくステージでも一緒になっていたこともあり声をかけてもらったことが嬉しくてお話をもらって本当にすぐに書き出しました。そして実際、すぐに書きあがりました(笑)。
その後、少し修正しましたが、基本のメロディーや歌詞は、ほぼそのままなので、作詞作曲は苦労しなかったというイメージがあります。
逆に編曲にはすごく手こずりました。今回は、Factorzのお二人に編曲をお願いしているのですが、リリースのギリギリまで何度もやり取りして修正を加えて完成しました。ゆったりした曲調なのでビートの組み方で、サビの疾走感を出すように工夫してあります。
まだ誰が唄うかは分かってませんでしたが、曲調等々は、普段のStar☆Tのイメージから離れても構わないということだったので、自分の得意なダンサブルなナンバーで、しかも自分自身でも挑戦したいと思っていた、いま海外で流行ってるトロピカルハウス調にしようと考えました。またリリースの季節も考慮して、設定は「夏の海での出会い」をイメージ。元々、女性目線ということに気を使って書き出していたのですが、唄うのがmisolaちゃんと分かってからは、彼女が唄うことを想像しながら書き上げました。
あとあえて、英語詞を多く取り入れたのは、ソロプロフェクトという企画なので、これも変わったことをするということを心掛けた結果でした。
― ボーカルレコーディングはいかがでしたか?
TUT-2016:ボーカルレコーディングは、かなり緊張しました。というのも、自身が歌唱するのではないという事と限られた期間、そしてレコーディング時間で上手に出来るかという部分が大きかったです。
英語詞が多かったり、仮唄が男性(僕の声をオートチューンで上げたモノ)の声で渡していたので、上手にイメージが伝わるか心配していたのですが、レコーディングは、予想以上に良いものになったと思います。
途中経過としてレコーディングの数日前に録った声を聞かせてもらっていてある程度の予想をして当日を迎えたのですが、misolaちゃんが、毎日ライブで忙しい中、さらにしっかりと唄い込んで来てくれていて、本番はかなりスムーズに、しかも思っていたモノよりもずっと高いクオリティーのボーカルが録れたと思います。
英語詞も多く、一気に高音に行ったりする難しいメロディーで唄い込めていないとどうしても上ずってしまいがちな曲なのですが、低音をならすように太い声を意識してもらえました。
― この曲の聴きどころを。
TUT-2016:曲の聴きどころは、間違いなくRAPパートだと思います。misolaちゃんと一緒にやるということが決まり彼女の方から「RAPパートが唄ってみたい」というリクエストを受け作りました。RAPパートは、特にカッコいいという事を優先して唄いやすさは、二の次だったのですが(笑)、難しい唄いまわしを、ただ唄えてるだけでなく、声の雰囲気も意識出来ていて、すごく良いです。
せっかくコラボレーションで曲を作るという意味でも彼女からの提案が曲に反映できて、すごく良かったです。曲の中でも、ガラッと変わる雰囲気が良いスパイスになってます。
あと、コーラスでは、Star☆Tのプロデューサーの清水さん、EmilliowlのMaiちゃん、そしてメンバーの友莉亜ちゃんが参加してくれているので声を探してみてください!(笑)
それから、聴きどころではないのですが、今回の曲にmisolaちゃんがつけてくれたダンスの振りがめちゃめちゃカッコいいのでライブはお薦めです!そして、もちろんライブでもRAPも、必聴です!
清水:タットさんとは本当にStar☆Tデビュー当時からイベント等でよく一緒になって、同じWE LOVE とよたサポーターズですし、「メロウ」の時もお願いしようかなぁと思ったんですが、あの時はアイドル曲っていう縛りがあったので、逆に苦労かけちゃうかなというのもあって…でも今回はソロなので思いっきり好きなように作ってくださいって念願の初依頼でした。で、ガンガン元気なタット節の曲でくるかなって思ったら、ミディアムテンポでちょっと大人っぽくて、いい意味で裏切られたというか「おー、なかなかいい曲じゃね?」ってStar☆Tの中でもなってましたね。Misolaにもとってもあってるなと。
― TUT-2016さんは、2019年6月27日に3rdアルバム「PARTY TIME」をリリースされたところです。全国のCDショップやインターネットショッピングで購入できます!ぜひぜひチェックお願い致します!
TUT-2016 3rdアルバム『PARTY TIME』
製品番号: CLT-7049 JANコード 4562324731436
定価 2,000円(+税) 発売日2019年6月27日
詳しくはTUT-2016さんサイト https://tut-1026.com/


― 続いて、荒武彩音「Glorious Future」制作のGENTさんです。
GENT:話をいただいたときはバラードものにしようか、ポップ路線にしようか色々考えました。後々アニメ大好きなあーちゃんが歌うことになったので、アニソンっぽい曲にしよってなりました。後から聞いた話ですと、X JAPANっぽい曲を書いてくるんじゃないのかみたいな噂があったみたいですね(笑)。僕はアニメは全然見ないですが、アニソン調の曲は大好きですし、あーちゃんが歌ってる感じもイメージしやすかったので、すんなり曲が出てきました。
清水:以前、好きなアーティストは?ってGENTさんに聞いた時に「X JAPANとか好きでしたよ」って言ってたから、あやねにX JAPAN曲がくるぞって脅してました(笑)。GENTさんは「メロウ」の時に提供いただいた「アイ♡ワナ」がライブヘビロテ曲で人気曲なんですが、今回もきっちり沸き曲を作ってもらったなと思います。デジタル感もバンド感もあるハードロックが荒武の声質にも合ってます。
GENT:ボーカルレコーディングは、しっかり練習してきてくれたのか、スムーズに録り終わりましたね。流石です!
― 曲の聴きどころ、アピールポイントを。
GENT:今回は生バンドっぽさを出したくて、ギターはもちろんですが、ベースをなんと笑劇派の長尾しのぶさんの息子でもある、じゅりーさん(魅惑シネマ)に弾いてもらいました。やっぱりベーシストのベースアレンジが入ったことによって、より生バンドっぽくなったと思います。ドラムとシンセは打ち込みですが、ドラムに関してはより生っぽく聞こえるようにスネアの打点をわざと微妙にずらしたり、調整しまくりました。ギターも2種類のギターを使いまして、バッキング(伴奏)は友人から借りたギブソンレスポールカスタムでソロは僕がメインで使ってるESPの白いギターで弾いてます。多分皆さんが気にならないところにこだわってみました(笑)。
清水:荒武本人が作詞初挑戦で、どこから手を付けたらいいのかって苦しんでましたが、本人もアニメ好きで、楽曲もアニソン感があるから架空のアニメストーリーを考えてその主題歌だと思ってテーマを作っていって…と色々アドバイスをしながら、でもちゃんと最後まで1人で完成させてました。
― GENTさん最後に告知を。
GENT:昨年の12月〜3月にかけて4ヶ月に渡り作品を配信で発表しました。T.M.Revolutionのサポートベーシストで有名なIKUOさん(Rayflower,BULL ZEICHEN88)に弾いて頂いた作品もあれば、Star☆Tからは牧野凪紗ちゃんも「Shine」という曲で参加してくれてます。どうぞ聴いてみてください!
GENTさん音楽配信サービスページ https://www.tunecore.co.jp/artist/GENT


― 続いて、萩野陽向子「笑って。」制作のうたれんごりさんです。
ごり:提供メンバーが陽向子と聞いた瞬間に、最初に考えていた楽曲と180度方向転換をしました。以前笑劇派さんの舞台で親子役として共演した事もあり、個人的にも思い入れが深いメンバーという事と、その時の彼女の元気で明るい姿を見、この楽曲じゃダメだと思ったんですね(笑)。
そんな彼女のいいところを引き出すのはどんな楽曲なのか、正直悩みましたが、彼女の名前の漢字にある「陽」「向」を連想させる歌詞にしたいという思いが先立ち、人を元気に笑顔に出来る曲にしようという事で、今回の楽曲が完成しました。
清水:ごりさんは「メロウ」の時に「純粋LOVE!」という曲を提供いただいて、それまでのうたれんさんにはないタイプの曲でとっても新鮮だったんですが、今回は萩野との組み合わせで、これぞ“うたれん”って曲を期待してたのでドンピシャでしたね。歌詞もとってもよくて、メンバー人気1番の曲じゃないかと思います。
― ボーカルレコーディングについて。
ごり:正直僕の書く曲は単純な分、ニュアンスが命だったりします。なので、本人も今回は苦労したんではないか?と思っています。実際レコーディングの時の陽向子は緊張した面持ちでした(笑)。しかし、今出来る精一杯を歌い上げてくれた陽向子には、心から感謝しています。キーも高めで作ったのに、本当によく頑張ってくれました。
― 曲の聴きどころについて。
ごり:アイドルとしての彼女と、曲がリンクしているところですね。なので、楽曲を聴くだけではなく、是非本人に会って、それを体感して頂きたいです。
あとは、今回コーラスワークをベースにゴスペルのイメージも織り込み作ったので、ラストのメインボーカルとコーラスの掛け合いなんかも楽しんで頂けたらと思います。最近のアイドル楽曲らしくない感じをあえて作りましたので(笑)。
― 最後に告知を。
ごり:豊田市では、毎月第一日曜に「足助のかじやさん」というライブカフェで、ゲストをお呼びした2マン形式の定期ライブを行っています。普段の豊田市イベントではあまりやらない、「アーティスト うたれん」としての楽曲も満載でお届けしてますので、イベントでしか僕を見たことない方には是非一度ご来場頂きたいです。ご来場のお客様からテーマを頂き、その場で作詞作曲をする「即興ソング」も名物コーナーとしてありますので、是非一緒に楽しみましょう!
詳しくはうたんれんさんサイト https://utaren.jimdo.com/


楽曲解説その1(全体について、松中啓憲 牧野凪紗「キミシカイナイ」、嶋ア友莉亜「Escape」)
楽曲解説その3(近藤実希「この世界にソウルを放て」、和久田朱里「Summer Glow」、浜川一愛「はつこい」、瑠果「Dream it, Wish it, Do it! 〜夢見ろ・望め・実行せよ!〜」)
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【楽曲解説】プロデューサーによるStar☆TSOLO10プロジェクト楽曲解説その1(全体について、松中啓憲 牧野凪紗「キミシカイナイ」、嶋ア友莉亜「Escape」)

メンバー10人が豊田ゆかりのアーティスト10組とタッグを組んでソロ曲10曲を制作したStar☆TSOLO10について、各楽曲について、制作者のみなさんにお話しを伺いました。
Star☆TSOLO10特設ページ(制作者プロフィールほか) http://star2t.com/solo10.html
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― まずは、トータルプロデュ―サ―の清水Pより本プロジェクトについてお聞きします。
清水:Star☆Tは毎年冬にCDを出して、夏には…という話は毎回この楽曲解説でしてるので割愛しますが(以前の楽曲解説ご参照ください)、2019年の夏のプロジェクトはどうしようかなと考えた時、3つの要素がありまして。
1つは、昨年の夏にStar☆Tでは初のソロプロジェクトとして牧野凪紗のソロシングルを発表したんですが、思いのほかよかったなと。アイドルらしいとかライブ沸き曲を作る制約を解いて、色んなジャンルの曲に挑戦できるのはシンプルに楽しい、こういうソロまたやってもいいな、牧野以外でも…なんて思ったんですが、でも順番にソロCD出していくのもなかなか難しい……。
で、ここで2つめ、昨年末に既発表曲全曲の配信サービスを始めたんです。やはりアイドルはCD販売が主流だったりするので、これまで配信やってこなかったんですが、みなさんの音楽鑑賞ツールは現実的にはCDよりもスマホでしょうし、Star☆Tのコンセプトとしてもより多くの人に楽曲を聞いてもらいたいということで。それで、そうだ、配信限定だったらソロ曲やれるかなぁとなって。
最後3つめは、アルバム「メロウ」で豊田ゆかりのアーティストのみなさんに楽曲制作いただいたのが大変好評で、最新シングル「ご当地ソング」は逆に敢えて松中さん菊池さんコンビに全楽曲を制作してもらうコンセプトだったんですが、またみなさんにも楽曲制作お願いしたいなと。
ということで、そうですね、今年の2月くらいに方向性を決めて(前回の「ご当地ソング」楽曲解説座談会の時にオフレコで松中さんや菊池さんには構想お話しした記憶があります)、2019年の夏のプロジェクトにしました。
― 具体的な経緯を教えてください。
清水:メンバー何人のソロを作るかは迷いました、曲数が増えるとまあその分もろもろ大変ですし。でも数曲だと大体歌うメンバー決まっちゃうなぁと。出来上がりが予想できちゃつまらないし、若手の歌唱力も上がってきてるから、多めに作りたいなと。それで4月くらいから、「メロウ」で楽曲制作お願いした方や新たにお願いする人(TUT-1026さん、Emiliowlさんは今回初依頼)にお声掛けして、ほぼ快諾いただいて、メンバー9人アーティスト9組で“SOLO9(ソロナイン)”でいこうとほぼほぼ固まったんです、プロジェクト名もいい感じだなと。
そんな頃ちょうどStar☆Tの年度末打ち上げがありまして、松中さんと菊池さんが来てくださって、その話になって菊池さんが「今回は松中とのコンビじゃなくて1人1人でやりますよ」って言うんで、じゃあSOLO10にしちゃおうと、酔った勢いで(笑)。ということで10曲やることになりました。
5月始めにメンバーの歌オーディションをしまして10人を選考しました。これはガチオーディションです、点数も付けて。近藤実希や瑠果は選考ライン上でした、選ばれなかったメンバーとほとんど差はなかったですが、最後はシンプルにオーディション時の出来で決めました。そこからもろもろ考慮して楽曲提供アーティストさんとの組み合わせを決めて、曲作りに入ってもらって、7月中旬にレコーディング、7月下旬完成のスケジュールでした。
今回いろんな人から「メンバーとアーティストの組み合わせが絶妙だね」と言ってもらいまして、ホッとしています。でも、組み合わせは案外ぱぱっと決めたと思います、それほど悩まずに。今回の私の仕事はここまで、あとはお任せします!って感じで(笑)。

― それでは1曲ずつ、各曲プロデュ―サ―にも登場いただいて解説お願いします。まずは、「キミシカイナイ」制作の松中啓憲さんから。
松中:今回、夏、水着、デュエット曲、リード曲、色々な要素がありましたので、構想には時間がかかりました。特に、いつも共同制作している菊池も今回は別楽曲制作があるため、Star☆T楽曲を松中一人で制作するのは初となります。
清水:他のアーティストさんには、まったく自由に縛りなく好きに作ってくださいってお願いしたんですが、松中さんにだけは「牧野はこれまでにStar☆Tでも自身でも何曲がソロやってるので今回は松中さんとのデュエットでやりたい」「最初にMV公開したい、ついてはメンバー水着出演のMVにしたい」などなどかなり無茶ブリをしまして…(汗)。もう長年楽曲制作をお願いしているよしみで。
松中:実は、楽曲制作のお話をいただいた時点で、松中啓憲自身のNew CDの発売が決定しており、こちらの新曲も同時制作となったため、松中啓憲のソロ曲としても、デュエット曲にもリアレンジできるものを最初にイメージしながら、Star☆T楽曲を1番に制作していこうと考えました。
― デュエット曲も始めてですね。
松中:1番難しかったのは、キーの問題でした。女性と男性では、平均で約4音ほどキーが違います。歌を作るとき、通常1人の歌い手のキーの幅の中でメロディを作っていきますが、デュエット曲となると、2人のキーの幅を検討して、同時にパート分けもしながらメロディを考える必要があります。
世の中にあるデュエット曲のキーの使い方には、大きく分けると2つのタイプがあります。一つは、キーの高さを共有するやり方。もう一つは、男声が1オクターブ下げたパートを歌うやり方です。1992年初公開のディズニー映画「アラジン」の主題歌『A Whole New World』はデュエットとしても有名ですが、Regina Belle & Peabo Bryson の歌う主題歌では、男声は高音キー、女声も低音が豊かに歌えることが必要で、非常に難しいです(ちなみに劇中歌では、後者のやり方で行われています)。
牧野凪紗ちゃんは、キー幅を広く歌う事はどれくらいできるかな、でもあえて挑戦してもらいたいという思いと、ライブ等でも広く歌い上げている様子でしたので、今回はお互いのキーは共有する前者のやり方で、歌パートも同時進行で考えながらつくっていきました。また、実際にハモリの部分も多くつくり、ハモリも挑戦してもらおうと考えました。
― 歌詞については。
松中:歌詞は、真夏の海をイメージして作りました。消えて無くなりそうな不安もある、どこか少し陰もある内容なのですがそれでもこの夏はキミと出逢って変わったんだという部分をサビに強くもってきました。
曲調はアレンジによって大分変ります。松中ソロ版は陰の部分がより強調されていますがデュエット版では、よりライトになっていると思います。同じ曲を、短期間で別アレンジを行うのも初めてのことで、これも大変でしたが、違いを出したいという思いも強く、アレンジにコーラスをふんだんに使いました。また「Only Shining Star」の2番で使われているようなピアノ、それから、Star☆T楽曲でいつもGuitarを弾いてくれている木曽義明くんのメロウなGuitarに全体的にデジタルサウンドを多めに使って、明るいアレンジになったと思います。夏っぽい軽快感でドライブ、お出かけの時に聴いていただけるといいなと思っています。
歌は実際、レコーディング前に仮歌の録音を聞かせてもらい、ちょっと高くで辛そうかな?と思ったところもあったのですが、レコーディングでは上手にやってくれたと思います。実際、ボーカルレコーディングには僕自身が行けず、代わりに菊池に当日のディレクションをお願いする形になってしまいましたが、事前に牧野凪紗ちゃんと電話打ち合わせをさせてもらい、ウェイトを置く言葉や歌い方など、いくつかディレクションをさせて貰っていました。当日もスムーズに録音が出来たとのことで、ボーカルRecもとてもいい感じになっていたと思います。
アイデアとして、間奏にフリーフェイク等を入れるのもあったのですが、今回は事前につくったフェイクを入れてもらい、コーラスもいくつかお願いしました。牧野凪紗ちゃんのボーカルの良さだけでなく、歌を使った音楽の部分も触れてもらえる新しい音源になったと思います。多くの方に聞いて頂きたいです。
また、松中啓憲のソロバージョンでも、雰囲気の変わったアレンジにあっていますので、是非こちらとの聞き比べもして頂けたらと思います。
「キミシカイナイ」松中ソロバージョンも収録の2nd Maxi-single 「あなたがくれたもの」松中啓憲(2019.7.12発売)
詳しくは松中啓憲サイト http://matsunaka-akinori.office-cs.net/
「キミシカイナイ(short ver.)」ミュージッククリップ https://youtu.be/ymAtFg2P7kg


― 続いて、嶋ア友莉亜「Escape」制作、Emiliowl[エミリオウル]の福澤孝博さんです。
福澤:初めての楽曲提供ということで、まず感じたことは、Star☆Tファンの皆さんに怒られないように良い曲を作らなければという責任感ですね(笑)。
世の中には周りの期待に応えようと頑張って、頑張り過ぎて自分が参ってしまう。それでも立ち止まるのが怖い。そんな人たちがいて。そんな優しい頑張り屋さんたちにたまには立ち止まってもいいんじゃない?一度休んでみたら?ホッと一息、コーヒーでもどう?
みたいなコンセプトで作った曲です。
歌のレコーディング中に清水さんが友莉亜さんについてポロっと言った一言"この子は頑張り過ぎて都合よく使われちゃうタイプだね"これを聞いたときパズルのピースが音を立ててパチっとハマったような。
偶然は必然。音楽っていうのは必要とされている人のところへ引き寄せられるのかもしれませんね。
― レコーディングはいかがでしたか?
福澤:初めて彼女の声を聴いた感想ですが、とても印象的で。幼さの残る、ツヤのある、それでいて切なげ。
周りの歌うまい系のボーカリストにはなかなかいないタイプなんで新鮮でした。
これからもその素敵な個性を生かして歌い続けて欲しいなと思います。
清水:Emiliowlさんの名前は少し前から存じ上げてまして、ずっとStar☆Tのレコーディングをお願いしているVOXBOXスタジオの深井さんから「とってもいいユニットがいますよ」って。それでMV観たり曲聴いたりして「かっこいいな〜、なんか絡みたいな〜」とずっと思ってまして(笑)。エフエムとよたで番組始められたのも知ってましたので、今回の企画なら曲依頼できるかもって、エフエムとよたのディレクターに繋げてもらって依頼しました。Maiさんの曲も詞も、もちろん声も大好きで、それにアレンジ、トラックメイクもジャジーで生音でシンプルで、、、もうただただファンで、うちのメンバーにEmiliowlさんの曲が歌えるのか、、、という不安は考えないようにしてエイヤーでお願いしちゃいました。あがってきた曲もとってもいい曲で、勝手に「Emiliowlの代表曲になるじゃないか」って思ってます。確かにとっても難しい曲で…嶋アの声はStar☆Tの中でも決して黒い方ではないので、この組み合わせが一番悩んだんですが、でも難しい曲をやれるのは”頑張れる”嶋アしかいないかなと。実際、嶋ア“頑張って”歌ってると思います、Maiさんの丁寧なガイドボーカルも事前にいただいて、頑張って練習してレコーディングに臨んでくれました。
― 「Escape」はMaiさんが歌うセルフカバーバージョンも配信中です!
「Escape」Emiliowl盤配信サービス一覧 https://linkco.re/DUhM1zzx
ライブ出演情報
JAMMIN' presents「BREATHE」
日時:2019/10/18(金) 開場18:30/開演19:00
会場:名古屋JAMMIN'
料金:前売\2500(D別)/当日\3000(D別)
出演:コハクノアカリ Emiliowl 若杉奈姫
詳しくは、Emiliowlサイト http://www.emiliowl.com/


楽曲解説その2((朝空詩珠紅「私だけの夢」、misola「Dance With Me」、荒武彩音「Glorious Future」、萩野陽向子「笑って。」)
楽曲解説その3(近藤実希「この世界にソウルを放て」、和久田朱里「Summer Glow」、浜川一愛「はつこい」、瑠果「Dream it, Wish it, Do it! 〜夢見ろ・望め・実行せよ!〜」)
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posted by Star☆T at 17:57| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする