2012年04月07日

楽曲解説『この街に生まれたから』『ひまわり』

Star☆Tの楽曲について、経緯や解説を、プロデューサーの清水氏にお聞きしました。

――まずは、デビューシングル発売の経緯を教えてください。
 アイドルを作るからにはCDを出したいというのは最初からありました。たまたま私も音楽は少しかじってましたし、手作りでCDも作れそうだったので、CDを出すことを1つの目標にしようと。オリジナルの豊田のご当地感のある曲を作りたいなと。2011年の7月にオーディションをして、9月からダンスと歌のレッスンに入って、11月くらいに新曲発表して、2012年の2月にM.I.F.主催の映画祭があるんで、それに出演して・・・というところまでしか計画はなかったです。とりあえず年度末の3月までやろうってね。

――そもそも、豊田ご当地アイドルというのはテレビのコーナー企画が発端ですね。
 そうです。ひまわりネットワークで私たちが制作している「小坂本町一丁目テレビ」という番組です。基本は自主制作の映画やミニドラマを放送しているんですが、1つのパロディコーナーとして、「MIF48」というのをやってて、これは、48歳のおじさんたちがアイドルをやろうっていうくだらないコーナーだったんですが、どうもご当地アイドルがブームなんで、試しにうちも作ってみようかと。それで、おじさんアイドルと女の子達のアイドルと対決するっていうね、一応そういう企画だった。ちょうど映画のためのオーディションもやるし(M.I.F.では毎年映画オーディションを開催している)、それに合わせてアイドルのオーディションもやればいいかなって。だからね、年齢制限も「概ね40歳まで」ってやったんです。シャレですね、パロディっていうか、主婦の人なんかが応募してきたら面白いなっていう思いつきです。戦略なんかなくてね。

――楽曲の話に戻ります。デビューシングル収録の2曲の製作の経緯はどのようなものだったのでしょう?
 やっぱりいい曲にしたいというのはありまして、パロディでも楽曲はちゃんとかっこいいものにしたいという思いはありました。本当はね、当初メインの曲もミュージシャンの方に依頼してたんです、私たちの映画音楽を作ってくれていた市内在住の人がいまして、お願いをしてて、最初のダンスレッスンなんかも見に来てくれてたんでですが、その後断られまして。コンセプトが合わないと言われて。うーん、私たちがお気楽にやってるって見えちゃったのかなぁ。ま、それで時間もないし、しょうがない自分で作ろうってことになったのが『この街に生まれたから』です。
 それと、シングルCD出すのに、1曲じゃいけないってことで、もう1曲は松中啓憲さんに依頼しました。松中さんは関西を中心に活動するシンガーソングライターですが、松中さんのアレンジなどをしている築地卓也さんという方が、豊田出身の方で、実はお姉さんがM.I.F.にいまして映像製作をされているのでその繋がりで依頼をしました。

――『この街に生まれたから』は、どのようなコンセプトで制作されたのですか?
 楽曲は私が作ることになったんですが、限られた機材で作らなければならないということで、どういう感じにしようか色々アイドルの楽曲なんかを聞きました。どうやったらそれらしくごまかせるかなと(笑)。ちょうどKARAとか少女時代が日本デビューした頃で、どちらかというとマイナーキーで、循環コードで1曲押し切ってしまうという曲が多くて、これならいけるなと。いわゆるAKB48のマネごとはちょっとな、というのもあったのでね。明るく元気にではなくて、かっこいい感じでいこうかと。少女時代の「HOOT」とか「Mr.TAXI」なんかは分析しましたね。まあ、ゴージャスさは全然違いますけど。

――歌詞はどのように?
 歌詞はM.I.F.メンバーの伴野紀子に依頼しました。シナリオ書いてみたいとM.I.F.に入ってきてて、ドラマとか映画のシナリオもいいものを書いてます。それに、さっき言ったおじさんアイドルMIF48の曲(「さよならファブリーズ」)の詞も書いてもらったので、その時も清水伴野コンビだったんでそのまま行こうと。
 まあ、豊田なんで、まずは車を題材にしようと。「豊田は車だけじゃない」っていう文脈もあるんですが、やっぱり車がわかりやすいだろうと。それとご当地感も出したかったので、ただ、あからさまに地名なんかを入れると演歌みたいになっちゃうので、ぼかした感じで入れれないかな、というオーダーをしました。そしたらほぼ今のとおりの詞があがってきたんじゃなかったかな。ちょっと相談して直したところもありますが。「248」とか「153」とか、あれは国道248号線153号線のことですが(豊田市内を縦断横断する代表的な幹線道路)、いいぼかし具合で入ってましたね。
 「男の価値なんてしょせん乗ってる車次第でしょ」ってのは、価値観としては、バブルの頃くらいまで言われてたことなんで、ちょっと古いんですが、こういうの入れてよ、って入れてもらいましたね。そういう刺激のあるフレーズが欲しいなと。
 女の子がかっこいい車の助手席に憧れて、ドライブして、でもちょっと違うなと思って、最後は歩いて帰るっていうストーリーも、伴野と話しながら作っていった感じですね。最近のアイドルの楽曲ってあまり詞にストーリーを求めないのか主流だと思いますが、ここはあえて古い感じでちゃんとストーリーがある方がいいなと。

――『ひまわり』の方はどのようなコンセプトで?
 これは本当に失礼な話なんですが、依頼当時は松中さんのことよく知らなくて、好きなように作ってください、って丸投げだったんですが、頂いた曲がいい曲で。もう、いただいたまんまですね。タイトルだけ変えたのかな、仮タイトルは違ったんですが、豊田市の花でもある「ひまわり」にしたいって相談してタイトルにしました。
 『この街〜』が、マイナーコードの暗めな感じだったんで、曲調的にも内容的にもいいバランスになって、よかったなぁと。本当に依頼してよかったですね。

――最後に、曲を聴いているみなさんにメッセージを。
 デビューシングルは、録音機材もしょぼいものだったし、メンバーの歌もまだまだなので、満足しているとはとても言えませんが、でも、2曲のバランスとか、荒削りな感じとか、最初にしてはまあまあなんとかいけてるかなとは思ってます。
 Star☆Tの初々しい感じを、この2曲から感じてもらえればうれしいです。

――ありがとございました。
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