2019年03月04日

【楽曲解説】プロデュ―サ―によるシングル「ご当地ソング」楽曲解説対談 後半(「好きじゃんね。」「私たちの散歩道」「おいでん-Star☆Tver.-」について)

楽曲解説対談映像こちら → https://youtu.be/ANu3U_h_UwQ ※ここで記載されてない話もいろいろ話しています。お時間のある方は映像の方もどうぞ
各曲ボーカル割振り表、「好きじゃんね。」標準語・ミックスコール入り歌詞こちら → http://star2t.com/gotochisongsiryo.html

「好きじゃんね。」について
和久田:続いては2曲目「好きじゃんね。」についてです。
菊池:この曲はほぼ松中プロデュースです。
松中:実は曲のストックの中から引っ張り出してきた曲です。最初は車の中でスマホで思いついた歌を録音して。タラララ〜Go!Go!ってあの合いの手も最初から入れて。
清水:この曲のデモは松中さんの仮歌が入ってて、そこに合いの手とか間奏のセリフも入ってて、「今日はとってもいい天気ですね〜」みたいな。それがすごくさわやかでね。
松中:こんな感じどうでしょうって提案で、僕自身がアイドルになったつもりで、大変身した別人になったつもりではっちゃけて仮歌入れました(笑)
清水:確かデモファイルのタイトルが、「ハイテンションコーラス入り」ってなってました(笑)。だから、三河弁にしちゃうと雰囲気が替わっちゃうかな〜、すみませんって感じで。
菊池:松中がアニソン好きなんですよね。
松中:はい、他の収録曲がどちらかというと凝った作りなので、1曲こういうシンプルでノリのいい、アニソン感のある曲があってもいいかなと。
菊池:なので、この曲はアレンジもメロディもほぼ松中がやってます。プラス色んな人に協力もいただいて。ドラムなんかはGENTさんに作ってもらって。
清水:そうだったんですね〜、この曲聞いた最初の印象が、ドラムの音がこれまでの松中菊池コンビでは使ってない音だな、すごい生っぽい音だなって思ったんですよ、やっぱりね。
GENT:ドラムトラックの音色は自分が打ち込んでます。
松中:実際、曲造りの段階で僕なりにドラム打ち込んでみたのですが、デジタル感がするので、GENT君が生音感のある音の方がいいんじゃないですかって言ってくれて、お任せして。
清水:ギターもGENTさんでしょ?音のメインはギターですもんね、一番得意なジャンルでしょ?ロックですもんね。
GENT:そうですね、リズムやフレーズも松中さんにアニソンらしい感じで入れて欲しいって言われて。
清水:ギターソロの部分にセリフがかぶっちゃっててちょっと申し訳ないんですが、、、。
菊池:あのギターソロはGENTさんじゃなくてもう1人のギタリスト木曽さんが入れてるんです、「ご当地ソング」もなんですが、この曲もギター2人で入れてもらってます。
清水:そうなんですね〜。
菊池:あのセリフは結構こだわりましたね、オーディションもして。
清水:そうでしたね、収録曲デモが出揃ってボーカルの割り振りをする時に、「好きじゃんね。」は、ソロパートもそんなにないし、元気のいいボーカルが欲しかったので、5・6・7期生、若手を中心に歌入れすることに決めて。セリフの割り振りは事前にしてなかったのでスタジオで順番にセリフを言ってもらってお二人に選んでもらって。
菊池:オーディションの時の自分なりの基準は、妹キャラは×、おかんキャラも×、対等な彼女感のある人を選びました(笑)。
清水:作詞は、ノリのいい曲なのでシンプルな青春恋愛ものな内容を三河弁でってすぐ決めたんですが、なにせ時間がなくて勢いで書いたので、ツンデレ好きっていう自分の好みが出てしまってて恥ずかしい(笑)。「癪に障るけどshiny day」とか「夏をあげる」とか主人公が歴代ツンデレ女の子なんです。
菊池:2番Aメロの最後、「ん?」というセリフ?は単純に松中の消し忘れか敢えてかは不明ですが、、、誰の声なのか当てていただくのも一興かもしれません!(笑)
清水:あの「ん?」は事前に決めてたわけではないですね。
GENT:ギターも結構遊んでて、Bメロの「だらだらだら〜」のところにピックングハーモニクス入れたり、2番のところに「アイ♡ワナ」にも入ってるギュイーーンってのを入れたりとか。
菊池:いろんな人が出してくれたアイディアを余すところなく使っちゃおうって思ってミックスもしました。なのでいい感じのわちゃわちゃ感が出たかなと思います。2番のサビ前、ひなたんの「ほらほらほらほら2サビに行くでね」なんかも、あかりんがテンションを上げるように応援しながらレコーディングして。
和久田:セリフだけピンポイントで録るのでテンションが上がらなくて、「こう下げたところからこう上げて!」って横に引っ付いてやりました。
清水:ノリのいい曲なので、みなさんぜひライブで三河弁ミックスコール入れてください、メンバーの世代だともう使わない三河弁もありますが、、、。
和久田:でもこの曲ができたので逆に三河弁使おうって思ってますよ、SNSとかでも、じゃんだらりんあえて使ったり。

「私たちの散歩道」について
和久田:それでは3曲目「私たちの散歩道」についてです。
清水:この曲の作業配分はどんな感じだったんですか?
菊池:この曲も「ご当地ソング」と同じで、ベーストラックを松中が作って、メロディを私が入れてという流れでした。
清水:それじゃあ最初の段階、松中さんはそんなにメロディは意識せずにまずはトラックを重ねてみた感じですか?
松中:自分の作曲の仕方は2パターンあって、1つはピアノ弾きながら歌いながら作るパターンと、もう1つはトラックを重ねながら最後にメロディを乗せるパターンがあって、この曲は後者のやり方ですね。リズムを決めてまずピアノを入れて、そこに音を重ねていって、間奏も作って、、、。
菊池:バッキングは松中が作って、歌のメロディもサビは松中が作ったメロです、これは譲れないって(笑)。
清水:Bメロの歌メロは作詞家泣かせなんですよ、ほとんど抑揚がない(笑)。「ご当地ソング」のBメロもメロディが16ビートで抑揚がないですし、今回Bメロが挑戦的な歌が多い。
菊池:あのBメロは私が作りました(笑)。松中もメロディ作ってきて、ちゃんと抑揚のあるメロディだったんですが、やっぱり1回聞いて覚えられるメロディじゃなきゃいけないって思いがあって。さらに歌詞に重きを置きたい、あまりメロディを目立たせないようにって思って。
清水:なるほど、そういう意図があったんですね。確かに豊田のご当地ソングとして肝になる詞を乗せましたからね。
菊池:メロディの構成って昨今ではもう使い尽くされてる感もあって、どこかで聞いたことのあるようなメロディは使いたくないなぁと。
GENT:この曲キメが結構多くて、ここはくって入るとか、ここはくわないとか、複雑なんですよね。
松中:今日のライブ、僕の方が間違えてた(笑)。
GENT:今日譜面忘れちゃって、松中さんも持ってきてなかったので、取りに帰りましたもん、譜面がないとできないです。覚えてこいっていう話ですが(笑)。
清水:この曲のアコギもとってもいい感じですよね。バッキング全体のアレンジはブラックコンテンポラリーがベースになってますか?アカペラの雰囲気とか?
松中:というより、清水さんからの参考曲にあったtofubeatsさんなんかを意識してますね。最初に作ったメロディはもっとそっちに寄ってたかもしれない。アレンジも菊池にチェックしてもらいながら色々試してみた感じですね。
清水:松中さんのこれまでの曲にもないタイプのアレンジですよね。
松中:そうですね、初めてやったかもしれない。
清水:ハットワークとか、間奏のストリングスのリズムとかのポリフィニック感というか。
松中:作りながら間奏どうやって振付つけるのかな?って思ってました(笑)。
清水:今回のバラードはメンバーみんなでステージでやりたいって当初から言ってましたからね。バラードで、みんなで歌割りして、振付もある曲って、実は「変わるもの、変わらないもの」とか「明日晴れる」以来ですからね。
松中:あかりんにハモコーラスもたくさん入れてもらって。
和久田:下ハモ好きです。
清水:下ハモの和久田。
松中:この曲ではあかりんとみそらちゃんがハモ入れてます。どこで誰のハモを使うかとか、サビは7人に歌ってもらいましたが最後は1人にするとか、声の合う合わないや色々ミックスで試しながら作っていきました。
和久田:ちなりの落ちサビソロも初めてですね。
松中:落ちサビはちなりちゃんとなぁちゃんと両方録ったんですよね、それで、前半ちなりちゃん、後半なぁちゃんにしました。
菊池:ちなりちゃんのソロよかったですよ。
清水:ちなりほめられてるよ(笑)。
松中:でも、他のメンバーも、今回ミックスで1人1人の声もじっくり聴いたので、みんなそれぞれいいところ、いい声があるなぁって思いました。5、6期生は初めてちゃんと歌声を聞いた人もいたし。
清水:作詞について、当初からバラードは1曲お願いしてたので、それはいわゆるご当地ソングにしようかなと思ってたんです、地名とか出てくる。でもデモを聴いて、歌い上げる感じのバラードではないし、フラットなシンとした雰囲気で、あんまりゴリゴリに地名とか入れる感じじゃないなと思って今の形に落ち着きました。市駅(豊田市駅)とかコモれび、KiTARAとかを隠語的に入れて。フィールドは豊田スタジアムのことです。なので、今回のご当地ソング集と言いながら王道のご当地ソングが1曲もないという(笑)。
松中:2番の歌詞に「工場見学〜」ってのがあって、僕は豊田じゃないのでわからないんですがやっぱりあれはトヨタの工場見学?
清水:豊田の子どもはみんな遠足とかで必ず行きますね、トヨタ会館とか。
和久田:私も行きました。
GENT:プリウスの模型みたいなのもらったり。
松中:そうなんですね〜。
清水:この曲も時間がなかったのでインスピレーションで書いてしまった感じですね。シンとした冬の雰囲気を感じで、「冬の散歩道」(サイモン&ガーファンクル)って曲のタイトルが思い浮んで、じゃあ散歩道もらっちゃおうって「私たちの散歩道」というタイトルを先に決めて。詞の雰囲気はビートルズの「In My Life」みたいにしよう、3世代がこの街で生きて行くって内容で、、、と届いたデモを初めて聞いた時で固めてしまいました。

「おいでんStar☆Tver.-」について
和久田:それではやっと最後の曲です、「おいでん-Star☆Tver.-」について。
清水:カバーということでアレンジ、オケ作りだけですが、でも実は一番大変だったんじゃないかと。
松中:「ご当地ソング」と同様一番時間がかかったと思います。
菊池:ボーカルレコーディングの時まだ固まってなくて仮オケでしたからね。
GENT:僕はあの時はじめてデモもらって、スタジオの外でギターどうしようかなって。
清水:豊田では誰もが知ってる有名曲のアレンジはいかがでしたか?
菊池:元曲はドンシャリってイメージでしたね。
清水:元曲は時代的にもディスコアレンジですね、ドラムはドンパンドンパンでベースは8分で。なので、要望としては今の音にしたい、EDM風、Star☆Tの楽曲で言えば「ハイブリッドガール」な感じでしょうかと。それで、踊りとかを考慮するとキーと構成は元曲のままでという要望をさせてもらいました。
菊池:「ハイブリッドガール」みたいなアレンジっていう要望をもらって、でもこの曲自体はとてもシンプルな構成なので、アレンジもシンプルだとちょっと間延びしちゃうかなとも思って。
松中:この曲もどういう方向でいこうか考える時間が長かったですね。最初僕がドラムとベースのリズムトラックを作って、それに菊池が音を重ねていって。
菊池:アレンジの途中の段階では外に出せないなと、いろんな人の協力もあったし、豊田では有名な曲なので、デモも完成形に近い形になってからでないと出せないなと思ってました。GENTさんも迷ってましたよね。
GENT:元曲もギターソロの印象がとても強いですし、僕も物心ついた頃から知ってる曲なのでどうやろうかと思いました。清水さんからは好きにやってください、速弾きしちゃってもいいですよ、なんて言われたりして、色々と試しながら今の形になりましたね。
ギターのサウンドも現在風の音、今の音を使ってます。元曲も当時流行っていたギターのサウンドで、ラインに直で繋いだ音をしてるんですが、僕はアンプが使いたくて、まずラインで録ってその音をアンプを通してなどリアンプして作ってます。
菊池:最初のドラムのズダダダダズダンッは入れないって最初から決めてました、元曲はあそこでみんなテンションが上がると思うんですが、そこはあえて外そうと。
清水:チャチャーンの2コードのリフはそのまま使いましたね。
松中:そうですね、でも微妙に変えてますね。
菊池:正木さん制作の「スタート〜神様には前髪しかない〜」でもあのリフ使ってますね、なのであのリフは使おうかと。1番2番のサビはコードはちょっと変えてますね。あと、元曲は最後のサビのリフレインの5回目くらいで「踊ろまーーい」って伸ばしてるんですが、、、
松中:なぁちゃんにやってもらおうと思ってたんですが、、、
GENT:忘れたとか?(笑)
松中:いやいや(笑)、一番最後の伸ばしをコピペしようと思ってたんですが結局採用しなかったんですね。
GENT:ミックスの段階で色々やられてますよね、僕のギターソロも間奏からイントロに持っていったり。
松中:冒頭の掛け声もレコーディング時は最後の盛り上がり用に録った部分を持ってきてます。それに最後のサビリフレインのあかりんとひなたんのオクターブ下低音が効いてる。
菊池:この曲はハモは一切入れませんでした。この曲にハモはちょっと違うかなと、どれがメインメロがはっきりさせた方がいいかなと。
清水:「おいでん」作曲の細井豊さんにカバー許可いただいたんですが、「いいよいいよ」って、アレンジ版も送ったら「いい感じですね」って、メールだけのやり取りでしたけどとても気さくに快諾いただきました。作曲の細井さんは、名古屋の伝説のバンドセンチメンタルシティロマンスのキーボーディストですからね。70年代前半から今も活動されてて。
菊池:元曲はどれくらいに作られてますか?
清水:30年くらい前だと思います。
GENT:平成元年の曲みたいです。平成とともに始まって、平成の終わりにStar☆Tがカバーしたという。
清水:おおー、そうなんですね、気づいてなかった。センチメンタルシティロマンスさんが昨年名古屋ReNYで45周年ライブやってStar☆Tも今年1月に初めてReNYでワンマンやったりとか、細井さんは最近豊田のライブハウスジョアンジョアンでも時々ライブにお越しになってるとのことで、そういうめぐり合わせってありますね。センチメンタルシティロマンスは名古屋から全国に羽ばたいた大先輩ですから、後に続けるよう頑張らないと。
まずは豊田でStar☆Tが「おいでん」のカバーしましたってことを認知してもらって、市外のアイドル対バン等でもやっていきたいと思ってます。
和久田:振付も案外激しくて、1曲歌って踊ると結構ハアハアしちゃいますね。歌は1番AメロBメロはソロで振り分けてますね、あやね、ゆりあ、なぁ、しずく、みそらの5人。最後の下ハモが私とひなこ。
松中:他の曲もですが、誰がどのパートを歌ってるかお出ししてもいいですね、ファンの人も知りたいですよね。
(各曲ボーカルパート割振り表はこちら → http://star2t.com/gotochisongsiryo.html

(中略 松中さんは実はモー娘。好き等話してます 映像でお楽しみください)

最後にメッセージ

和久田:それでは最後に、CDをお聴きの方にメッセージをお願いします。まずは菊池さんから。
菊池:何回も聴いて欲しいですね。今回のCD発売は通常版の1タイプのみだったんですが、オリコンにもチャートインして、、、
清水:チャートイン対策特にしてないですが全体デイリー22位、全体ウィークリー48位、インディーズウィークリー2位でした。
菊池:やっぱりそうやって結果がでるとメチャクチャモチベーションも高まってます。「メロウ」がよかったからって買ってくれた人もいると思いますが、「ご当地ソング」を聴いてガッカリした、、、って思わないで、好きになるまで何回も聴いて欲しいです、、、(笑)。今回はアイドル王道を外していこうってのは清水さんとも意見が一致して作っていけたんで、アイドルだけでなくアーティストとして拡がっていく可能性も示せたかなと思ってます。Star☆Tファンの人って音楽好きが多いなぁって思ってるので、渋い曲も多いですが、末永く聴いてもらえればと思います。
松中:僕からのメッセージも菊池が言ったとおりなんですが、1つつけ足すと、これまでCDにはあまり歌声が入ってこなかった5、6期生の声が今回たくさん入っているので、ソロパートの幅も広がったし、Star☆Tとしての総合力が上がったなと感じてます、そういうところも伝わるといいなと思ってます。
GENT:僕はまだまだStar☆Tに関わって間もないですが、自分の弾いたギターがこんなにもたくさんの人に聞いてもらえるって本当に幸せだと思ってます。
清水:今回4曲ともギター重要ですよね。
松中:生音感はギターに負うところが大きい。「ご当地ソング」「好きじゃんね。」がGENTさんと木曽さんの2人で、「私たちの散歩道」「おいでん-Star☆Tver.-」はGENTさん1人で入れてくれてます。
GENT:ライブでもギター弾きますのでよろしくお願いします。
和久田:8枚目のシングル、Star☆Tも8年目ということで、この前豊田のまちなかでチラシ配りをしたんですが、「Star☆T知ってるよー」って結構声かけてもらったりして、豊田のあったかさを改めて感じてます。なのでこれまで以上に、このCDを聴いてStar☆Tも豊田も愛してもらえればと思ってます。
清水:繰り返しになってしまいますが、今回は、集大成的なアルバム「メロウ」の次ということで、よりアーティスト寄りの音作りだとか、ご当地ソング集だとか、カバーがあったりとか、新しい挑戦をたくさんして、なんとか形にできたかなと、もう1つの新しいStar☆Tの方向を見せれたかなと思ってますので、そういうところも感じながら聞いてもらえるとありがたいです。
菊池:Star☆Tはダンス、ステージパフォーマンスがすごいってウリがあるので、そこはなくさないで欲しいですね。
清水:「ご当地ソング」は、これまでにない新しい雰囲気のダンスも見せれたらなって思ってますね、まだ完成途上ですけど。
和久田:まだまだCD絶賛発売中です、豊田縦断リリースイベントツアーも3月末まで続きます、4月には楽曲の配信もスタート予定ということで、引き続きどうぞよろしくお願いします。Star☆T8枚目シングル「ご当地ソング」、プロデュ―サ―による楽曲解説対談でした。ありがとうございました!
菊池・松中・GENT・清水:ありがとうございました!

プロデュ―サ―によるシングル「ご当地ソング」楽曲解説対談 前半(制作経緯、「ご当地ソング」について) → http://blog.star2t.com/article/464460593.html

プロデュ―サ―プロフィール
松中啓憲
学生時代にフジテレビ系列「力の限りゴーゴゴー」のハモネプコーナー出演。2008年6月「Come out!」で全国デビュー(東海地域CMソングに起用)。寄り添うような歌声に定評があり、人生やまわりに対するメッセージソングを主に歌唱。全国各地でワンマンツアーを行い、コンサートホール、ライブカフェ、バーのみならず、病院内ロビーコンサートや、各施設でのミニコンサート等も行う(年間ライブ数140本)。
現在までにシングル5枚、アルバム5枚、DVD 8枚をリリース。
松中啓憲サイトhttp://matsunaka-akinori.office-cs.net/
菊池卓也
松中啓憲のアレンジ等サポートを行うとともに、Star☆Tのデビュー当時より数々の楽曲をStar☆Tに提供。松中啓憲とのコンビで提供した曲(アレンジも含む)は「ひまわり」「My mather,My father」「変わるもの、変わらないもの」「ハイブリッドガール」「明日晴れる」「ハイブリッドガールU」「おいでん2015」「いちばん優しいひと」「Restart!」「Lost」「Viva☆LUViːce (ビバ☆ラヴィーチェ)」「Only Shining Star」「ファンタジーメモリーズ」「赤く塗れ、焔を焦がせ」(牧野凪紗ソロ)、そして今回のシングル収録4曲と18曲に及ぶ。
清水雅人
Star☆Tプロデュ―サ―、豊田星プロ代表。学生時代〜20代にかけてアマチュアバンド活動を行い楽曲制作もしたいたがほぼ未発表。30歳の頃より映画、映像制作を始め、ケーブルテレビ番組がきっかけで2011年Star☆Tを立ち上げ、十数年ぶりに楽曲制作を再開。Star☆Tでの作曲等は「この街に生まれたから」「あなた探して矢作川」「安全運転は愛なのよ」「Swinging Star Forever」「癪に障るけどshiny day」「豊田よいとこ音頭」「Start&Smile」「ブルーヴァレンタイン」「Because I was born in this city」「パパとママの物語」「叫べっ!」「君に夢中ということは、君が必要で、愛しているということ」「夏をあげる」「真昼のノワール」(牧野凪紗ソロ)「グッドバイ」(牧野凪紗ソロ)。
GENT(鈴木元斗)
ギタリスト、コンポーザー、サウンドプロデューサーとして愛知県を中心に活動。様々なアーティストのライブやレコーディング、セッションに参加。また、長崎県松浦市イメージソングやプロ野球選手応援歌等、楽曲制作にも携わる。Star☆Tには「アイ♡ワナ」を楽曲提供した他、「ファンタジーメモリーズ」「泡沫の人魚-組曲-」「赤く塗れ、焔を焦がせ」(牧野凪紗ソロ)などでギター演奏もしている。
GENTtwitter https://twitter.com/gent_szk
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posted by Star☆T at 17:06| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【楽曲解説】プロデュ―サ―によるシングル「ご当地ソング」楽曲解説対談 前半(制作経緯、「ご当地ソング」について)

楽曲解説対談映像こちら → https://youtu.be/ANu3U_h_UwQ ※ここで記載されてない話もいろいろ話しています。お時間のある方は映像の方もどうぞ
各曲ボーカル割振り表、「好きじゃんね。」標準語・ミックスコール入り歌詞こちら → http://star2t.com/gotochisongsiryo.html

和久田:みなさんこんにちは!Star☆T恒例のプロデュ―サ―による楽曲解説です。これまでは文字のみでサイト掲載してきましたが、今回は対談風景を映像でも配信します。今日は2019年2月22日、豊田市駅前にて開催したToyota Citizen Music Park〜豊田市民音楽広場〜に松中啓憲さん、菊池卓也さん、GENTさんがゲスト出演してくれまして、そのライブ終了後にCD制作の打ち上げも兼ねて対談をしています。
参加者をご紹介します。Star☆T8thシングル「ご当地ソング」プロデュ―サ―の菊池卓也さん、松中啓憲さん、清水雅人さん、そして収録曲全曲でギターを弾いているGENTさんです。司会進行はStar☆T総リーダーの和久田朱里が行います。
清水:これまでの楽曲解説は実はなんちゃって対談でメールのやりとりだけでそれっぽく作ってしまってたんですが、今回はちゃんと対談です(笑)。文字起こしして、これまでどおりサイト掲載もしますが、映像も公開しますのでそちらもどうぞお楽しみください。

シングル「ご当地ソング」制作経緯について
和久田:早速ですが、まずはシングル「ご当地ソング」の制作経緯を清水P教えてください。
清水:Star☆Tは概ね1年に1枚のペースでCD発表しているんですが、昨年は初フルアルバム「メロウ」を作りまして、手前みそで恐縮ですが、思いのほかいい出来だったと、満足してまして(笑)。なので、その次のCDをどうするかというのは結構悩んだんです。今年1月の名古屋ReNYという大きな箱でのワンマンライブ時の企画で、楽曲制作者の方には大変申し訳なかったのですが、ファン投票楽曲ベストテンをやりまして。
菊池:発表の現場にいたんですが、結構思いもよらない結果もありましたね。
GENT:私も菊池さんと一緒にいましたが「『コングラチュレーション〜希望の鐘の音〜』が多分1位ですよね」なんて話してたんですよ。そしたら5位でしたもんね。
清水:10位以内の内7曲がアルバム「メロウ」からの曲でした。直近の曲なのでステージでやる回数が単純に多いというのももちろんありますが、でも、アルバムが評価されてなかったらベストテンに古い曲が並ぶ可能性だって十分あったわけで。かっこいいことを言うと、“最新作がベストです”って思ってるわけじゃないですか、音楽雑誌インタビュー風に言うと(笑)。みなさんにちゃんと受け入れられたという意味でも、いいアルバムが作れたなっていう満足感はあったんです。
なので、次のシングルで路線を踏襲してだと、規模が小さくなっただけになっちゃうなと。何か新しい挑戦、新しい方向を出さないと意味がないなって考えてまして。
一方、豊田おいでんまつりテーマ曲の「おいでん」をいつかカバーしたいなと前々から思ってたんです。毎年7月に開催されるおいでんまつりにて市民みんなで踊る曲なんですが、30年くらいの歴史があって、もうお祭りの曲という域を超えて、豊田市民なら必ず知ってる市民歌みたいな曲なので、ご当地アイドルとしてはカバーやりたいなと。ただ、昨年のおいでんまつりが第50回だったんですけど、区切りで大幅なリニューアルがあるかもという噂もあって、もしかしたら「おいでん」やらなくなる可能性もあるかなとちょっと推移を見守ってたんです。でも、基本的には継続、おいでん踊りも続けていくってなったので、それじゃカバーやろうと。
菊池:昨年の5月に時点で、「おいでん」のカバーやりますって言ってましたよね。
清水:はい、なので「おいでん」のカバーをやるってのがまずあって。で、そう思うといわゆるご当地ソング久しぶりだな、しばやくやってないな、と。振り返ると「おいでん2015」以来やってないんです、それまではCD1枚に1曲はご当地ソング入れてたんですが。
和久田:“2015”ってタイトルについてるくらいですから4年前ですもんね。
清水:それなら、「おいでん」カバー以外の新曲もご当地ソングにして、4曲すべてご当地ソングのシングルにしてしまおうと。
さらにもう一方なんですが、松中菊池コンビにはデビュー以来から楽曲提供いただいているんですが、シングルのリード曲って3枚目の「変わるもの、変わらないもの」以来お願いしてないんですよね。
松中:特にリード曲だから、リード曲じゃないからってのは気にしてなかったですよ。
清水:そう言ってもらえるとありがたいです。なので、次のシングルのリード曲は松中菊池コンビにお願いしたいと思ってて。で「おいでん」はカバーするなら今の音が欲しい、イメージとしてはEDM風、「ハイブリッドガール」の路線かな、それなら「ハイブリッドガール」アレンジしてくれた菊池さんにお願いする、ならいっそのこと収録4曲(シングルの収録は4曲まで)すべてサウンドプロダクツはお願いしちゃおうかと、トントントンとなりまして。Star☆Tはデビュー以来コンセプトとして地元の色んな方々からの提供楽曲でCDを作ってきたんですが、、、。
菊池:去年の「メロウ」なんて制作関係者10人以上いましたよね。
清水:作詞作曲で14人に関わってもらいました。だったら今回はその逆で、サウンドプロダクツは松中菊池コンビ、作詞は私のみでやると、関わる人数をギュッと絞って、そういう観点からも新しい挑戦をしてみよう、、、、と、もろもろギュギュっとまとめて、今回のシングル「ご当地ソング」の構想になったわけです。
菊池:昨年の5月に、なぁちゃんのソロシングルの曲の依頼と一緒に、Star☆Tの次のシングルはこういう感じでやりたいって話を聞きました。私が夏が全くダメで全然動けなくなってしまうんですが、なぁちゃんの曲は息も絶え絶えで作ったんですが(「赤く塗れ、焔を焦がせ」)、でも、あの曲もこれまでにない感じの、洋楽っぽい曲が作れたなってのもあって。
松中:いわゆる“アイドル王道”を外したいってのはありましたよね。
菊池:実は“アイドル王道”ってなんなのか、よくわかってないですが、、、。
清水:ぶっちゃけて言うと、ミックスコールが入りやすい曲、いわゆる沸き曲をって制作者のみなさんにはお願いしてきましたね、シングル「コングラチュレーション〜希望の鐘の音〜」アルバム「メロウ」は。
菊池:昨年10月に清水さんと具体的にどういう曲を作っていこうかという打ち合わせをした時に、こんな感じにしたいという参考曲を何曲かいただきまして、それがことごとくアイドルらしくない曲ばかりで(笑)、音で言うとデジタルとアナログの融合というか。
松中:言っちゃっていいですか?清水さんからいただいた参考曲は、星野源さんとか、tofubeatsさんとか、米津玄師さんとかでしたね。
清水:はい、現在のJポップのトレンドの1つの方向というか、打込感と生音感のミックスというか、そういう最前線の音も意識したものにしたいってのはありました。アイドルジャンルの内だけのトレンドじゃなくて。まあアイドルジャンルもかなり多様化してきてて“アイドル王道”がなくなりつつあるとは思いますけど。
菊池:アイドルというよりアーティスト寄りの曲にしたいって思いを感じてました。でもどう思います?米津玄師みたいな曲を作れって言われたら(笑)。
GENT:多分ちょっと研究しますね(笑)。
松中:最前線でありつつキャッチ―さも欲しいって、かなりいっぱい要望があったなと(笑)。
清水:要望が多くてすみません、、、(汗)。
菊池:なので、色々な曲をYouTubeなどで聴いたりして、どういう曲にするのか考える、実際の曲作りに入る前にすごく時間がかかりましたね。
清水:あとは、バラードを1曲入れたい、もう1曲はお任せだけどノリのいい曲がいいかな、くらいをお願いしたと思います、10月の打ち合わせで。今回のお二人の分担みたいなのはあったんですか?曲ごとで割り振るとか。
菊池:いや、そういう割振りはしなかったです、最初の清水さんからの要望を松中にもそのまま伝えて、「どうする?」って聞いたら、「うん、うん、やるよ」って感じで。
松中:そんな風に言ったっけ?(笑)。なので、特に曲で割り振らずに、僕の方もまずは色々とトラックを重ねる作業から、、、という感じでした。
清水:時系列としては、10月に具体的な打ち合わせをしてお二人に4曲のサウンドプロダクツを依頼、曲のデモが12月に届きだして私の作詞、ギター入れが同時進行で、ボーカルレコーディングが年末12/26、27の2日間、ミックスマスタリングもお二人にお正月返上でやってもらって、1月10日頃にプレス入稿したという流れです。

(中略 これまでの松中菊池コンビ提供曲について等話してます 映像でお楽しみください)

「ご当地ソング」について
和久田:それでは、ここからは収録曲1曲ずつ解説していただきます。まずはリード曲「ご当地ソング」から。
清水:やっぱり一番産みの苦しみがあった曲ですよね、要望もたくさんしちゃいましたし。
松中:さきほど菊池が言ったように考える時間が長かったですが、方向が決まってからの実際の曲作りは3日間くらいでした。
和久田:へぇー、そうだったんですね。
清水:制作過程はどんな感じだったんですか?
菊池:まずは松中がざっくり曲を作って、そこから詰めていった感じですね。
清水:この曲はコードループしてますか?
松中:多少違うところもありますが、ずっと廻っている、繰り返されていく曲にしたいなってのはありました。
菊池:なぁちゃんソロの「赤く塗れ、焔を焦がせ」もコードループ曲で、こちらは明確にコードループさせてますが、「ご当地ソング」はそこまでは明確にコードループの曲でっていうつもりはなかったと思います。
松中:まず1コーラス作ったんですね、オケのベースというか色々トラックを重ねて雰囲気を作っていって。そこから歌メロを乗せてみたんですけど、それを菊池に聞かせたら「これじゃ覚えられないよ」って言われて(笑)。
菊池:ちょっとメロディが複雑だったんですね、難しくて歌いにくいなと。耳に残る5音のリフもイントロほか随所では使われてましたけど、サビメロではなかったですし。
松中:それで、僕が作ったベーストラックに菊池がメロディを乗せて。
菊池:イントロのキラキラした音は、当初インド楽器のシタールの音を使ってたんですが、途中で変えて日本の大正琴にして、ちょっと和風なオリエンタルな感じにしました。それは、、、この曲、特にメロディに関しては3つポイントがありまして、まず1つ目は、Aメロ等以外はペンタトニックスケールで作ってまして。
松中:マニアックな話ですね〜(笑)。
清水:みなさんここでは解説しないのでググってください(笑)。
菊池:松中が「ペンタトニック」というアルバム出してますが、実はあのアルバムは、、、
松中:ペンタトニックスケールほとんど使ってない(笑)。
菊池:ペンタトニックスケール、日本だとヨナ抜き音階になるんですが、民謡などで使われている音階ですね、ドから始まると4番目のファと7番目のシが抜ける、「ご当地ソング」もそういう音階でメロディができてます。
清水:そうだったんですね、耳に残るリフメロもか、だから日本人の琴線に触れる。
松中:音楽的にもご当地ソングになってる。
菊池:だから「ご当地ソング」を音頭調でやっても違和感がないと思いますよ(笑)。
和久田:あー、なるほど〜、本当だ。
菊池:サビは基本的にヨナ抜きの進行(ペンタトニックスケール)で進んでいます。曲のキーは転調などはせず、ずっとFメジャーなのですが、出だしがC(スケールのソにあたる音)から始まっていますので「ヨナ抜きじゃねーじゃん」という疑問が(万が一)あれば、このような説明になります(笑)。
サビの後半は、Dから始まるダイアトニックスケールで、まるでオクターブの音階練習のように下がり、また上がっていきます。最後はまたヨナ抜きとなり、一見複雑に聴こえても非常にシンプルなメロディ構成となっています。もしかすると、この辺りが(以前の対談と含めて)頭から離れにくいグルグル曲になっているのかなぁ、と個人的には感じています。
GENT:ギターでもペンタトニックってよく使うんですよね、即興でギターソロ入れるなんて時はペンタトニックで入れれば間違いがないというか。
菊池:もともとはジャズの技法ですね、それが日本ではヨナ抜き音階で、他にもいろいろ国や地域によって音階があるんです。沖縄の音階とかね。
そして、2つ目のポイント。今度はメロディのリズムなんですが、Aメロが4分音符で進むんです、ほぼ全部4分音符のみのシンプルなメロディから入って、Bメロでいきなり16分音符になり、サビは曲の元のリズムである8分音符、8ビートに戻るという構成にしてあります。それにサビが低い音から始まるってそんなにないんです。
松中:サビはトンと高いところにいって盛り上げたいって思いがちなんですが。
菊池:でもこの曲ではリフをサビメロで使いたかったので、そのためにBメロを16ビートにして、サビで戻ってくるような形にしたいなと。これは後付けですけど、清水さんがつけた詞は1日の話ですよね、朝が始まって、仕事や学校に行って、夜家に帰ってきて、また朝が来るって。曲も、Aメロの4分音符はゆったり夜明けで、そこからBメロで朝あわただしく動き出して、サビで昼間が来てって感じで、1日のスピード感、リズム感が表現できたかなと。
最後3つ目のポイントですが、この曲はっきりとした終止形で終わらないんです。私が作った曲で言うと「変わるもの、変わらないもの」なんかもそうなんですが、ルート音、キーのコードで終わらない、歌の始まりもキーコードで始まらない、メインリフのランランララランのメロディも最後の音がルート音なんです。で、そうするとどういう効果があるかというと、曲はメジャーキーかマイナーキーかに分かれるんですが、それがあいまいになるんです。メジャー感とマイナー感の間を曲が揺れ動くというか。軽快でありつつどこか哀愁がある、聴く人それぞれに印象を委ねる曲になっていると思います。
松中:そんな感じで2人でやり取りしながら、本当に半々で作っていった感じですね。
清水:音色も最初からあんな感じだったんですか?
松中:最初はもっとデジタル感が強かったですね。
菊池:もっとパフューム感が強かった(笑)。
松中:それで生音感は、GENT君や木曽君にギターを入れてもらったりして。
清水:アコースティックギター結構効いてますよね、印象支えてると思います。
GENT:でもあのアコギそんなに難しいことしてないんですよ、だからギターやる人はコピーしてみてください。
清水:アコギはアルペジオの1本?
GENT:アルペジオと16ビートのストロークの2本入ってますね。
菊池:この曲はギター2人でやってもらってます、GENTさんがアコギで木曽義明さんは、ワウ、 間奏の派手な感じのリフ、バッキングの重めのギター、クリーンギターなどを弾いてもらってます。ギタリストは本当は1人でやりたいって思われてるはずですが、嫌な顔せずにやってくれて。感謝してます。
松中:作詞はどうでしたか?
和久田:どっちが先だったんですか?詞か曲か。
清水:今回はすべて曲先で詞が後ですね。収録曲全部ご当地ソングにすることは決めてたんですが、内容は曲が来るまで決めなかったんです、先に内容決めちゃうとそれに縛られちゃうというか、幅が狭くなるなと、曲を聴いてから書きたいと。なのでデモの到着を待ってたんですがなかなか来ず(笑)。俺、レコーディングに間に合わせられるかなって(笑)。
曲の依頼をする時から、最前線のポップな曲にあえてご当地ソングな詞を乗せるというコンセプトは話してて、出来上がってきた曲がものすごくカッコよかったので、これは目論見どおりだと。これなら思いっきり内容がダサくてもいい、いっそのことタイトルを「ご当地ソング」にしてしまえと。だからタイトルがまず決まった。
和久田:最初に仮歌が来た時に歌詞を見て仮タイトルだなって思ってましたもん。なのに「ご当地ソング」で確定って聞いて「そうなの!?」って。
菊池:名古屋ReNYでの初披露の時に、タイトル「ご当地ソング」って聞いてみんなどんな曲なのって思ったと思いますよ、豊田よいとこ音頭みたいな曲を思い浮かべたんじゃないですかね。
和久田:確かに、「それでは『ご当地ソング』です」って曲フリした時に、客席から「クスッ」「クスッ」って笑いが洩れましたもんね(笑)。
清水:まずタイトルが決まって、それならご当地ソングをご当地ソングするっていう内容にしようと。社会的なメッセージソングの系譜に入ります、「コングラチュレーション〜希望の鐘の音〜」「2021」に続く流れですね。
Star☆T始めた頃に、メディアの取材を受けると「Star☆Tのウリはなんですか」ってよく聞かれたんですが、「いい曲を作って、クオリティの高いステージで観客を楽しませたい、、、」って言うと「弱いですね〜」ってなるんです。ご当地アイドルとしてネタにしやすいウリはありませんかって。それで当時は色々企画書考えたりしたんですけどね。でもね、豊田ご当地アイドルだからじゃあ車の曲だとか、紅葉や梨の衣装着るとか、そういうの本当に求められてることなのかなって。豊田という地方都市で目の前で高いエンターテイメントを魅せる、楽しませる、それでいいじゃないかと、それで全国にもファンが拡がればいいと。もう少し広い、普遍的なテーマに言い換えると、ご当地っていうのは自分たちの生活圏ってことで、他の街と比べることではないんですよね。自分の住む街を良くしたいってだけで、隣の市に勝つことが目的じゃない。もちろん経済効果とか人口流入とかインバウンドとか重要だと思いますが、それがすべてみたいになっちゃうのって違うかなと。だからふるさと納税の問題とか、ちょっと前にあったゆるキャラ投票のこととか、繋がってる問題だと思います。「自分の街と人が一番のはずだから」、ここにはこんないい場所がありますよ、こんなおいしいものがありますよっていう「自慢できる誇りはそっと胸にしまって」って、そういうメッセージを込めました。
松中:ゆりあちゃんが歌ってる「ありのままのフツウの日々を、うたい語るよそれがこのうた」って部分ですべて言ってますよね。
清水:核になるメッセージをいろんな表現で繰り返し言ってる、そこもループしてるんですね。でも「テレビ的なウリだとかもうそろそろ終わりにしよう」ってフレーズは入れるかどうか迷いましたけどね、まあ、少なくともテレビでは流してくれないだろうと(笑)。でもね、テレビだけを批判しているわけではなくて、例えばネット上でショッキングな内容で動画の再生回数を上げるとか、SNSでリツイートやいいねを求めるとかの炎上商法的なマスを求める風潮も含めて、私たちはそういう競争には乗らないっていう宣言というか。ここ数年言ってる、CDの売上枚数とかライブ動員数とかじゃなくて、ライブに来てくれたひとりひとりを楽しませることが目標です、ってのと根本は一緒なんです。
和久田:「ご当地ソング」はするめ曲だねって言われます。ジワジワ来ると。
菊池:この曲のテーマは、ループする、頭の中をぐるぐる回るってことですね、あの手をぐるぐる回す振付もそこから?
清水:そこまでは考えてないと思いますけど、、、。
和久田:観客のみなさんも一緒に踊って欲しいっていう振付ですね。ミックスコールの入る曲ではないので、サビとか一緒に踊って欲しいです。
菊池:ランランララランのリフも繰り返し何回も出てきますから。
松中:数えたら99回出てきます。
GENT:あと1回で100回だった(笑)。
清水:でも99回ってのがいいんじゃないですか?ボーカルレコーディングはいかがでしたか?
松中:大変だったよね、Bメロとか、サビの「友達、同僚、家族・・・」の部分とか早口言葉みたいで。
和久田:ライブに行く車中でみんなで繰り返し練習しました。
松中:時間もなかったので、しっかり譜割りも固めずにレコーディングに入って、メンバーのみんなも含めて形を作っていったところもありますね。
清水:あとコーラスワークも多いですね。コーラスは松中さんが考えてますか?
松中:いや、この曲のコーラスは菊池が考えてますね。
菊池:清水さんが仮歌で入れてくれたコーラスもありますね。
清水:曲がループしてるんで、裏メロ的に色々入ってもいいなと。コーラスはゆりあとみそらが入れてますね。
和久田:話は尽きないので、次の曲に。

プロデュ―サ―によるシングル「ご当地ソング」楽曲解説対談 後半(「好きじゃんね。」「私たちの散歩道」「おいでんStar☆Tver.」について) → http://blog.star2t.com/article/464460845.html
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2018年09月04日

【楽曲解説】プロデューサーによる牧野凪紗ソロアルバム「STORY」楽曲解説

牧野凪紗ソロシングル「STORY」の楽曲について、制作者のみなさんにお話しを伺いました。

― まずは、トータルプロデュ―サ―の清水Pより本作の制作経緯をお聞きします。
清水:Star☆Tは毎年大体1〜3月に新しいCDを発売してきているんですが、2016年度の「コングラチュレーション〜希望の鐘の音〜」、昨年の「メロウ」は、夏〜秋に先行で収録曲をステージにおろして、MV発表して、あとからCD収録するという順番でやってきてます。なので、今年も夏に新曲やりたいなぁと思ったんですが、2月に出した「メロウ」はアルバムで収録曲も多く、全部新曲でしたのでまだまだステージでやり切れてないくらいで、Star☆Tとしての新曲はまだ早いなぁと。で、それならここで、牧野凪紗のソロシングルを出そうという発想になりました。
― 制作の流れは?
清水:2月くらいには、本人と「夏にソロシングルやろう」と話してましたが、内容をどうするかなかなか固まらなかったんです。現在のStar☆Tの路線、アイドル王道路線とは違う感じにしたいとは思いましたが、なら具体的にどういう楽曲を揃えるかについて結構悩みました、楽曲制作を誰に依頼するかも含めて。バラードはやめようってのは最初から決めてましてけどね、Star☆Tで何曲かソロで歌ってるので。
それで、5月に本人とアシスタントプロデュ―サ―の和久田も入って打ち合わせして、どんな曲が好きか、どんな曲を歌いたい等聞きつつ、“シンガー”牧野凪紗のいろんな面を出していくシングル、4曲まったく違ったジャンルの曲を収録する、牧野凪紗の4つの歌の世界を出す内容にしようと。それで、今回は、まず4曲の曲ジャンルを決めて、ジャンルを指定して藤村さんと菊池さんに1曲ずつ依頼して、あと2曲は私が作ることにして、楽曲制作に入りました。制作期間は、約1ヵ月で曲を作ってもらって、作詞もして、7月初旬にレコーディング、すぐミックスしてプレス入稿とかなりタイトでした。

― それでは1曲ずつ解説お願いします。まずは、「STORY」作曲・編曲の藤村のりおさんから。
藤村:「恋するマーメード」に続き、参加させていただきありがとうございました。清水Pからavex系でお願いしますとのことで、苦手なジャンルで戸惑いました(汗)。色々音源を探し、サウンドを参考にしましたがあまりそれっぽくならなかったかなと…。
こだわった所は、ソロということで、あえてコーラスをたくさん入れてみました、たくさんの牧野凪紗さんの声をお楽しみいただければと思います。
清水:牧野との打ち合わせで、好きなのは長年親しんできたavex系の音色だということで、avex系の曲は1曲やろうと。それで、誰に楽曲制作を依頼するか迷ったんですが、Star☆Tのアルバム「メロウ」の時に、こちらのオーダーにドンピシャで答えていただいたのが藤村さんだったとの思いがあり、確実にポップさを出して欲しくて藤村さんにお願いしました。苦手なジャンルだったんですね、、、でも、いわゆるavexの王道、シンセ等の音色感ではないですが、そうですね、E-Girlsっぽいというか、avex系のもう1つの側面を責めてもらった感じですね。
藤村:また、機会ありましたらぜひよろしくお願いいたします。
清水:次は得意なジャンルで(汗)。
― そして、「STORY」の作詞を担当した牧野凪紗さんです。
牧野:せっかく自分のソロシングルをリリースするということで清水さんから作詞のお話をいただき、実はちょっと作詞には苦手意識がありましたが是非ということで、今回作詞をしました。歌詞はジャケット写真の様にオールディーズをイメージして、想像して楽しめるように作りました。"クリーム鼻につけて"のフレーズは最初清水さんと打ち合わせの時から絶対入れようって決めてました。歌詞全体はフィクションですが、昔見た夢の中のお話で、楽しい幸せな気持ちになる曲です。大体イメージが固まってからは、2日くらいで一気に書きました。
清水:ソロシングルということで、本人に1曲は作詞してもらおうと。楽曲のデモが出揃ったた時の打ち合わせで「STORY」をリード曲にすることを決めて、ジャケットの雰囲気や衣装と一緒に歌詞の方向性も決めてという感じでしたね。曲に、アメリカの50‘sぽい、オールディーズっぽいニュアンスを感じたので、そういう世界感、歌詞も50’sにタイムスリップするというか、「バック・トゥー・ザ・フゥ―チャー」の感じと言いますか、ダンスホール、ポニーテール、映画の世界などのフレーズは出ていて、本人も「なんとなくいけそうです」って感じで。「豊田にそれっぽいお店もありますよ」ってなって、じゃあジャケット撮影もそこにお願いしようってところまで決めてしまいました。詞もすぐ届いたように思います。牧野はStar☆Tの「15センチ」という曲の作詞もしてますが、その時は結構直したというか何回かダメ出しをしましたが、今回はほぼ直しなしですね、譜割りの合わないところ少し言葉を入れ替えたくらいです。タイトルもすんなりと「STORYでいこう」となりました。

― 続いて2曲目「赤く塗れ、焔を焦がせ」について。作曲・編曲の菊池卓也さんです。
菊池:5月に、清水Pと打ち合わせ(という名の飲み会)して、今後のグループの展開の一つということで、牧野凪紗ソロプロジェクトのお話を伺いました。シングルなので4曲ですが、楽曲の方向性はすでに決まっているとのことで、キラキラした雰囲気の曲、ソウルフルな方向性の曲、ビックバンド風のジャズ曲、フォークソング、とイメージ元となる歌手を挙げながらの説明で、既にこの時点でバラエティ極まれり!と戦慄した覚えがありました(大袈裟)。で、それぞれの曲の担当も決まっており、僕がソウルフルな曲の担当になりました。
そこから構想が始まるのですが…ソウルといっても色々なジャンルあるしなぁ…とりあえず声を張って歌い上げるタイプがいいな、と漠然とは思っていましたがフレーズが出来ては消え、また出来ては消えと葛藤を続けていました。
そこで、一旦曲メロから一歩引いてバッキングをまず考えてみよう、と思い仕切りなおしました(ここまで全て頭の中)。
Star☆Tに関わらせていただく以前は、仕事や友人の依頼などでR&Bやソウルファンクの曲をよく制作したり、耳コピでオケなどを制作していました。その時のことを思い出して、R&Bはループ曲※も多いしこの曲もそういう仕掛けで作ってみよう!と考え、ここで初めてシーケンサーと向かい合いました(毎度の事ながら立ち上がりが遅くて申し訳ない気持ちです…)。
で、ピアノから入っていったら「お、このフレーズ使えるかも」とすぐに思い、続きのバッキングがどんどん出来ていきました(まさにイントロからのピアノがそれです)。結果的に邦楽的アプローチは出したいのでずっと同じ展開では無いですが、AメロとDメロ(ブリッジ)以外はほとんどこのピアノがどこかで鳴っています。
メロディラインは結局一番最後に出来上がりました。歌うように作るイメージです。最後のアドリブっぽいフレーズはスタジオの中でやっと完成させました…。
※テーマとなるフレーズや進行を繰り返しメロディやコーラス、バッキングがそこに様々なアプローチで乗っかり展開や厚みを出していくタイプの曲。Aメロ,Bメロ,サビなど定型通りで無い曲も多い
清水:牧野の声はどちらかというと黒くて、艶があるので、一番合うのはソウル系だと前々から思っていて、なのでR&B感のある曲は1曲入れたいと、菊池さんにお願いしました。アイドルっぽさは全然考えなくていいですと。Superflyとか、LOVE PSYCHEDELICOなどの名前が出てたと思います。
菊池:ザ、歌姫「牧野凪紗」ということで、グループでは絶対に演れない曲を敢えて目指しました。ミックス打てるような激しい展開も落ちサビも、いっそダンスもありません。完全にアーティストとして歌に集中するスタイルになるかと思います。「ソロだけどグループ曲とあまり変わらないじゃん」と絶対に思われたくなかった、という意地もあります(吉と出るか凶と出るかはまだ分かりません…笑)。
グループでの牧野さん自身はフワッとしたイメージがありますが、僕の中ではこういった情熱を秘めた熱い部分が見える気が(勝手に)ずっとしていて、この曲でそれを存分に出してもらいたい!という気持ちです。
仮デモを送った後に、キー確認のために清水Pがギターを弾いて歌っているデモが返ってきて「半音下げた方が良いかも」と提案されましたが敢えてギリギリのキーで歌った方が美しく聴こえるし、歌えば歌うほど良い意味で「手の抜き方」が出来て完成されていくな、と直感的に思いキーはそのままにしていただきました。きっと最初は歌うのしんどいかなぁ、と思いつつも…笑
また、この時にギターとボーカルのみの構成って良いなぁとずっと思っていて、別曲のレコーディングで現場に居たGENTさんと共謀(?)してイントロ前にサビのフレーズをギターボーカルのみで入れてみました。ギターとボーカルが別ブースに入りテンポフリーで一発録りをしました。生禄です。
曲自体はピアノフレーズのループから膨らませていったので、全体的にシンプルな構成になりました。ゆえにアレンジの余地が沢山あります。CDは打ち込み重視の作風ですが、バンドサウンドなら全く違う色を見せるんじゃないかなと思います。
サビの頭はベース音が抜け徐々に加わってきますが、かなり低域域から刺すように入っていきます。低音が良く聴こえる環境だとズーンと響いてダークさがより際立つと思うので、そこが一番の聴きどころです。ボーカルもバッキングも、色々な現場で歌われる度に進化していく、まさにアーティスト!なソロ曲になればと思っています。
― 作詞は清水Pですね。
清水:Star☆Tの時は基本なるべく楽曲制作、作詞はやらないようにしてるんですが、今回は挑戦的なジャンルの曲が多いので、作詞も依頼すると収拾がつかなくなる気もして、詞も書こうと思ってました。ただ、作曲の2曲とも自分だと幅が狭まる気もして、「真昼のノワール」の作詞は長年詞を書いてもらっている伴野の依頼して、自分は「赤く塗れ〜」の作詞をやろうと。
「赤く塗れ」のフレーズは、もちろんローリングストーンズの「黒く塗れ」からです。内容は密室でむさぼり合うように求めあう男女、映画「ラスト・タンゴ・イン・パリ」のような、かなり大人な詞にしました。菊池さんの曲から、そういう淫靡さというか、耳元で聞こえる息遣い、臭いが立ち上がってくる雰囲気を感じましたので。

― 続いて3曲目「真昼のノワール」について。作曲・編曲の清水Pから。
清水:構想の段階で、1曲デュエット曲があってもいいかなぁと考えてたんです。男性のゲストボーカリストをお願いして。それで、椎名林檎&トータス松本の「目抜き通り」が浮かびまして。いわゆるビックバンドジャズですね。でもそこを目指して曲作りを始めたんですが、なかなかいい感じでデュエット曲にならなくて、、、。それに、よくよく考えるとビックバンドジャズでデュエット曲だとあまりにもパクリ感が強いかな、、、とも思いまして、ジャンルは残したままソロにしました。なかなかアレンジ構想も固まらなくてオケづくりもギリギリになってしまって、ボーカルレコーディング時にもまだオケが出来てない状態で、、、もうちょっとアレンジ詰めたかったですね、反省しきりです。ボーカルは前の2曲がコーラス等重ねてるので、ここからの2曲は逆にシンプルにボーカル1本のみになってます。
― 作詞の伴野紀子さんです。
伴野:初めてデモを聴いたときに、後半のスローテンポになる部分は、大階段を羽根背負って下りながら歌い上げるイメージが浮かびました。もうそれしか浮かびませんでした。最初は人生を謳歌するような内容で書いてみたのですが、それを受けて清水さんから「モダン」とか「フィルムノワール」というキーワードが出たのでそれに合うような言葉をチョイスしていく中で、昔、場末のキャバレーで歌っていた女性が生まれ変わっても、またステージで歌っているという内容になりました。
ステージで歌う牧野さんのバックに、大階段と羽根が見えたら大成功です。

― そして4曲目の「グッドバイ」について。こちらは作詞・作曲・編曲とも清水Pですね。
清水:牧野がギターを練習していることは聞いてましたので、ステージでギター弾き語りのできる曲を1曲と思いまして、それならメッセージ性のあるフォークスタイルの曲を作ろう、と。メッセージ性のある曲なら今ならラップになるんでしょうが、ここはあえてのフォークです、ギター弾き語りならやっぱりフォークだと。曲もアレンジもシンプルにしたいと思ったんですが、シンプルがゆえに、この曲がこれまでで一番時間をかけて作ったように思います、Star☆Tへの曲も含めても。ただ、第一稿の歌詞を牧野に見せた時に「ちょっと歌いたくありません」とダメ出しがありまして、、、暗すぎると。それで、80%くらい書き直して今のバージョンになりました。どこかで出したいなぁと思ってますけどね、最初の歌詞も。タイトルの「グッドバイ」は太宰治がふっと浮かんでつけました、内容はリンクしてませんが。

― 3曲でギターを弾いているGENTさんにもお話を伺いました。
GENT:「赤く濡れ、焔を焦がせ」は菊池さんから要望を頂き、そんなに難しいことはしてませんが、アコギの音とディストーションの音を入れました。ど頭のアコギアルペジオとボーカルのみのところは、牧野さん本人と同時に合わせてレコーディングしたんですが、1回目僕がミスっちゃたんで2発目テイクです(笑)
「真昼のノワール」は、あまりやったことのないジャズ曲で、お話を頂いたときは正直、最初は不安でした。でもこうやって新たな挑戦というか、やってみることによって本当に勉強になったので感謝ですね。とにかく「タッタタッタタッタタッタ」というシャッフルを感じながら演奏しました。
そして「グッドバイ」。この曲のアコギは牧野さんが弾いてます、嘘です(笑)。牧野さんが弾いてる体ではあるんですが、僕が弾いてます。ボーカルレコーディングの時にスタジオで録音しました。レコーディングの時にエンジニアの深井さんに「1回しか録らないからね」と言われたので気合いで99.5%一発録りでいけました!エレキのディストーションも入れたのですが、少し重いサウンドになってしまったかも(苦笑)。
清水:リード曲の「STORY」も藤村さんが厚くギターを入れてくれてますし、「赤く塗れ〜」のオープニングや「真昼のノワール」のジャズギター、「グッドバイ」はアコギストロークと、ギターも4曲4様のシングルになりました。

― 最後にとっても印象的なCDジャケットについて。
清水:本人とアシスタントプロデュ―サ―の和久田との打ち合わせで、リード曲「STORY」を軸に、衣装やジャケットもオールディーズな雰囲気にしようとなって、和久田が「豊田にいいお店がありますよ」と知ってて、広路町のHOT BUNNY DINERさんで撮影させてもらいました。ジャケットをロケ撮影するのはほぼ初めてじゃないかと思います。デザインは「ハイブリッドガール」以降お願いしているコイケヤクリエイトさんです。和久田が揃えた衣装も含めてとってもいい雰囲気のジャケットになったと思います。一見するとスタジオで撮ったみたいですよね、でもほぼお店そのままです、ぜひおいしいハンバーガー食べに行ってください。
― プロデュ―サ―からCDを聞いている方にメッセージを。
清水:Star☆Tとしては初のソロプロジェクトで、Star☆Tとは一線を画すと言いますか、Star☆Tでは絶対やらない4曲になってます。Star☆T楽曲のアーティスティックな面を全開にした感じですね。それは、歌をいかに聞かせるかのためなので、牧野の“歌”をじっくり聞いて欲しいです。まだまだのところもありますが、丁寧に歌い分けてると思いますし、4曲4様を楽しんでもらえたらと思います。
― ありがとうございました。
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2018年03月08日

【楽曲解説】プロデューサーによるアルバム「メロウ」楽曲解説その4(12「ファンタジーメモリーズ」〜14「2021」)

(その3からの続き)
※楽曲制作者のプロフィールはこちら → http://blog.star2t.com/article/456400380.html

― 続いて、12曲目「ファンタジーメモリーズ」について。作曲・編曲の菊池卓也さん、作詞の仲村屋さん、ギターを演奏されたGENTさんです。
菊池:豊田を中心に活動されているミュージシャンを集めての交流会が行われた席で、仲村屋さんやGENTさんと交流を持つきっかけにもなりました。その際に僕が「3連譜を押し出した曲(いわゆる音頭調)もあったらバリエーションが増えますね〜」と周りの人に言っていた気がします(覚えている方は少ないと思われますが…笑)。個人的にはその方向性でいこう、とその日から考え曲想をあれこれ考えていました。
「Only Shining Star」の件でもお話ししたように、僕は昔からゲームっ子だったので、某有名ファンタジーなシューティングゲーム(ベルを打つやつ 笑)のBGMが曲調、進行がとても好きだったので、そのようなファンタジックな曲を一度作ってみたい、という気持ちもありました(「Only Shining Star」も別の有名シューティングゲームからインスパイアされています)。
いざ曲を作り始めると、イントロ後に全然曲調の違うフレーズがいつの間にか出来てしまっていました。「あれ、なんでだろう?」と一度は思いましたが、こう言う混ぜこぜの感じも悪くないな、と思いそのままモチーフとして曲に絡めていくことにしました。
いわゆるバロック調と呼ばれる古典音楽のジャンルですね。チェンバロとかがとても合います。なんかもうアイドル王道曲とか既に頭にありません。やはりどこかの別のゲームから出てきたんだろうな、と今は反省しています(笑)。
そのままの勢いで作ったら、間奏はさらに壮大なバロック調にしよう!と、もう止まりませんでした。全体の構想などお構い無しに突っ走っていった感じです。
歌詞を仲村屋さんに作っていただく際に「ファンタジー曲(仮)」と音源を送ったら、なんと割とそのままなタイトルになりました!当初は現在のキーから半音階3つ上の調で作っていたのですが、仲村屋さんから「このキーでは難しい、3つ下げくらいが丁度いい」と言われたので、その通り調を変えたのですが、仲村屋さんはどちらのキーでも仮歌を送ってこられたのが一番ビックリしました(笑)。
あー確かにこれではメンバーは歌えないな、と思い知らされたと同時に、仲村屋さんの歌唱力にも驚きました!
曲の骨組みが出来た時に「これは何か足りないなぁ」と感じ、GENTさんにギターをお願いすることにしました。GENTさんには、特にこうして欲しいとか要望せずに投げたのですが、すぐに曲調や意図するフレーズを察していただき、間奏の部分など、あぁここにこのギター最高!美味しい!などと、もうなんか別の曲になったような感動を覚えました(恐らくものすごく苦労されたんだとは思いますが…)。
コラボのような形で曲を作るのは本当に楽しいし、新たな発見になるなぁと感じた曲でもあります。
清水Pに「こんな曲出来ました」と提出した際も、特に変更や注文も何もありませんでしたので「あぁ、これはこれでいいんだ」(若しくは諦められてるか…)と一人で納得していました(笑)。
仲村屋:「ムーンライトパレード」のデモ用に書いていた歌詞が、「ファンタジーメモリーズ」に使えそうだ、というお話をいただき、作詞を担当させてもらえることになりました。ファンタジーな物語を象徴するようなゴシック調のチェンバロの音色が魅力的で、作詞をしながら聞きほれていました。
GENT:12月になってから(組曲の打ち合わせ時)菊池さんからギターを入れたいとご依頼を頂きまして、デモを聞いたときにイントロはこうなんだろうなと3連ユニゾンのギターを入れてみました。間奏のギターソロはテーマがもともとあって、それを弾いたんですがなかなか難易度高かったです(笑)、マーティフリードマンぽくなったんじゃないかなと思います。
― ボーカルレコーディングについて。
菊池:あらかじめ清水Pがある程度歌の割り振りをしているのですが、僕が注目したのは荒武彩音さんです。イメージ的にも声質も合っている感じがしました。メインは主に彼女に主軸を合わせMIXしていきました。
レコーディングの際は、作詞いただいた仲村屋さんも同席していただき、歌い方の指示からだんだんと歌のレッスンみたいになっていったのが印象に残っています。「VoxBox音楽教室」ですね(笑)。
それぞれが歌のパートを歌っていくのですが、その中でいちばん良い雰囲気で歌っていたのが萩野陽向子さんでした。曲メインではないのですが、可愛らしい声の裏返り方やひたむきさなど、上手下手では計れない独特の雰囲気を出していたので、ここに絶対合うな!というところに声を当てはめて、ファンタジーさに一役買っていただきました。
仲村屋:「ファンタジーメモリーズ」は作曲された菊池さんと2人でディレクションさせてもらいました。途中で私がブースに乱入してボイトレが始まるなど、メンバーを驚かせてしまった記憶が…(笑)。ラップの部分は、それぞれの声質の個性をいかしたディレクションがあり、ミックス前の個人のテイクを聞けた私は幸せ者かも知れません。
― 楽曲の聴きどころは?
菊池:イントロからワクワクするような雰囲気からいきなりバロック調へドーン!からの浮遊感のあるファンタジックなAメロなど、常に予期せぬ展開になる、ある意味カオスな展開を楽しんでいただけたら、と思います。
Aメロはメロディーは単調ではあるものの、バックのコード進行を面白く動かしています。自身でよく聴いたら、「いちばん優しいひと(アカペラ曲)」とそっくりだなぁと最近気がつきました。
Bメロ、これはサビに繋げる為だけに有る感じです。GENTさんの曲「アイ♡ワナ」のBメロのように、サビ前に徐々に盛り上げていくクラブミュージックの手法を取り入れてみた(つもり)です。曲の全編通してそうですが、ハンドクラップの音色がずっと入っています。そのような感じで手拍子など入れていただけたらなぁ、と勝手に思っています(笑)。
サビは音程的には動きが少ないですが、追っかけの部分がキモかと思います。歌詞はそれぞれ違うんですが、是非覚えて(!)一緒に掛け声を上げていただきたい次第です(願望)。
間奏はバロック調の最骨頂です。〜囚われの姫が魔王(人間)の塔から救いを求めている、何処からともなく歌のような、囁きのような声が聞こえてくる…しかし勇者は無事魔王(人間)から姫を救出し、自由な世界に解き放った!〜 以上です。ゲームです(笑)。
仲村屋:どうまえなおこさんの原作を読んだ時から、このシーンの楽曲は絶対に携わりたいと思っていたので、作詞という形で叶って嬉しかったです。アイドルヲタクのシゲヲと、メロウ両方の視点になっています。ぜひストーリーとあわせて楽しんでほしいです。
清水:本アルバムの中では唯一菊池さんのみ2曲書いてもらってて、すでに「Only Shining Star」でライブばえな4つ打ち曲やってもらってるので、もう1曲は自由に作ってもらえればと思っていました。それでもデモを聴いた時は「3連で、バロックで、打ち込み音色か〜」といい裏切りをされました。このインタビューでゲーム音楽がベースになってると聞いて、なるほど〜と納得した次第です。
実はこの曲は、デモの到着が遅くて、ストーリー上に当てはめられなくて、とりあえずこの曲順で置いてたんですが、仲村屋さんの「ムーライトパレード」についてた最初の歌詞がこちらに合いそうで、作詞を仲村屋さんにお願いしました。作詞期間が短い中で仕上げていただいて助かりました。尺も短い曲ですが、なんかねアルバムの中でもジワジワと聴き込むと効いてくる曲ですよね。
ストーリー上では、メロウが謹慎となって、好きな人の顛末がわかって、別れが段々近づいている雰囲気を歌っています。

― 続いて、13曲目「泡沫の人魚-組曲-」について。
清水:問題作ですよね(笑)。今回コンセプトアルバムということで、コンセプトアルバムと言えばプログレでしょう、ということで長尺の組曲的な色んなパートが連なっていく曲をやりたいってのは当初からあって、でもどうせやるなら、1人で作るのではなく、共作でやりたい、Star☆Tのデビュー当時から支えていただいた木蓮堂さんと菊池さん松中さんと清水でやりたいって思ってました。
菊池:去年の12月始め、CD発売まで2か月ちょい前、豊田市内の某珈琲店にて組曲担当者が集って、構成などの位置合わせがあったんですよね。組曲の特色は、「詞が先」というものでした。短編小説はほぼ出来上がっており、歌詞もあらかた決まってました。
清水:他の収録曲は、ストーリーを離れても1曲として成立する作詞をお願いしたんですが、この組曲は、どっぷりストーリーに沿った内容にしたいと。それで、短編小説から抜き出した文や作品テーマをまずは書き出しまして。メロウの最後ライブシーンの描写にそれまでのことがフラッシュバックしている感じにして、その詞に沿って曲をつけていきましょうと。詞先ってやってみたかったんですよね、やったことなかったので。
菊池:組曲のコンセプトは「共作」、それぞれがそれぞれのモチーフを作成して、繋ぎ合わせる。静かなパート、激しいパート、オーラスのように見せかけて、後にスタッフロールのような大エンディングが流れる。「なんて素敵な楽曲なんでしょう!しかもそれをアイドルがやるなんて‼」と、思ってすごい興奮しながら、さながら小学生のちょっとお調子者が「はいはーい!僕やりまーす!」と言うかの如く、最終的に曲をまとめる役をかってしまいました!怖いもの知らず、とはこのことを言うのでしょうか(笑)。
清水:菊池さんが「僕がまとめます」って言ってくれて、もう、すごくありがたかったです(笑)。時間もなかったですので(ボーカルレコーディングまで3週間)、仮の歌詞を元に、パートを清水、菊池、木蓮堂で割り振って、あとは順番に作っていってみましょうと。共作と言っても一緒に輪になってではなくて、それぞれデモ音源をデータでやりとりして順番に繋げていくというやり方です。
菊池:清水Pの構想は凄く面白そうな要素がたくさんあって、是非参加したいという気持ちがありました。で、パートの割り振りは、作曲家陣のもろもろの意見をものともせずに独断にて粛粛とパート分けをしてゆく清水P。パート分けは以下のようになりました。
パート@ 静かめ 清水
パートA 激しめ 菊池
パートB 静かめ〜激しめ 木蓮堂
パートC 静かめ 松中
パートDE 激しめ〜静かめ 清水
清水:本当にこれだけの指示でみなさんよく作ってくださいました、申し訳ないです(汗)。あとは「メロウ」のモチーフメロディも入れれば入れて下さいと。
菊池:皆それぞれ宿題を持って帰りました。時間の猶予もありません。早速@が到着。ギターのイントロ。これが来た途端に、Aはロックしかない、と思いました。もうアイドルとか関係ない、思いついたフレーズをロックにしてやろう!と僕は思い、割と早めにモチーフを提出しました。そしたら、「短いので2回ししましょう」ということになりました。歌詞も増えました。
続くBの木蓮堂さんは、フリーな演奏でのモチーフが返ってきました。
正木:「メロウ」のところで話したとおり、組曲の木蓮堂パートもmaj7の嵐で作ったんですが、この和音のいけないところは、調性が希薄なため、音程をとるのがとても難しいところ。
菊池:雰囲気は凄く良い、でもどうやってプロジェクトに合わせよう?歌詞の譜割りはどうなっているんだろう…、と一抹の不安がよぎってました(笑)。
正木:実はレコーディングの日、和香は都合で出席できず、私ではとてもじゃないですが、ボーカルディレクションは出来ませんでした、、、(泣)。見かねた菊池さんが指示を出し、松中さんが急遽仮歌を歌ってくれたのですが、実はそのメロディも想定したものとはちょっと違ってましたが、、、(笑)。そんなわけで、二人揃ってようやく一人分の木蓮堂です(笑)。
菊池:そしてパートC、それまでのモチーフを松中に渡し、こういう感じが良い、と指示を出します。Bまでのモチーフが短いので、長めに取るほうが良い、などと。
少し待って、松中は壮大な、まるで一曲の賛美歌のような曲を出してきました。面白い!面白いぞー、と思いながら細かい修正など擦り合わせていきます。コーラスもこの時点で松中が宅録にて入れていました。
清水:打ち合わせの時に、どうせなら10〜15分くらいの曲にしたいですねって言ってたんです。アルバムのトータルタイムも60分超えるくらいにしたいと。なので松中さんパートでグッとまん中が埋まって「なんかうまくいきそうだ、あとはクラマックスだな」ってなったと記憶してます。
打ち合わせの時に、こんな感じにしたいって参考をみなさんに示させてもらったんですが、クイーンの「ボヘミアンラプソディ」とか、ジェネシスとか。ビートルズの「アビーロード」のB面のイメージもあったりとか。で、個人的にはジェネシス大好きで、ピーター・ガブリエルがいた頃ですね「フォックストロット」とか「ラム・ライズ・ダウン・オン・ブロードウェイ」とか。ああいう感じにしたいなと。
やってみてわかったんですが、3〜5分の1曲をまとめるのとはまた違ってですね、短いフレーズってパッと思いつくかどうかというか、インスピレーション一発的な感じがあります。詞先でもありましたし、パート@も、他の曲でアコギの音が使われてないので、アコギ出だしがいいかなって、弾きながら歌いながら、ジャン、ジャラジャーン、うん、こんなもんかな?って感じで作ってしまいました。1曲を作るのもいいインスピレーションをどれだけ重ねられるかだと思いますが、そこから、構成とか飽きさせないようにとか、色々考えながらまとめていくわけです。でも今回は、もう思いつきそのままというかね、多分他のみなさんもそうだったと思うので、実はそれぞれの一番コアなものが露出しちゃってる感じはあると思います、まとめる作業をする前のむき出しな感じが。
それで、パートDなんですが、松中さんのパートが3拍子で、ギター弾きながら、じゃあそのまま6/8リズムかな、盛り上げて盛り上げてって感じでここもスルスルっと作っちゃいました。作ってみて、前に作った曲のフレーズ持ってきてることに気づいたんですが(2015年のZepp名古屋ワンマンライブで披露したCD化されてない曲です)、まあ、ここならそれもアリかなと。で、曲的に生バンドアレンジだなと思いましたので、GENTさんと仲村屋さんにギターとかオルガンのソロパートも空けてと。
で、最後どう締めようかなって時に、ふと詞がパート@のメロディに乗りそうだなと気づいて、パートEができて。これで終われるなと。最初のパートのメロディを最後に持ってくるのは最初から目論んでたわけではありません。
個人的には、パートDからEの切り替わり、ブレイクなしでテンポがかわるところが、ピンクフロイド「狂気」の最後の方っぽくて、満足してます(笑)。
― レコーディングも大変だったんじゃないでしょうか。
菊池:今まで割と長くお世話になっているVOXBOXスタジオが大混乱に陥っていました。僕がギリギリまでかかって作成したデモトラックのせいかも知れませんが(きっとそう)、それぞれの作曲家陣、演奏家に、音を合わせたデモのデータと、パラデータ(それぞれの楽器をバラバラにして送るデータ)のおかげでデータ量が半端ない容量となっていました。それを昨日今日でまとめ上げるのですから一筋縄では行かないはずです。
各メンバー、作曲家陣、演奏家陣、エンジニアと総集結して、まだ出来上がっていない譜割りやアレンジコーラスなど、スタジオで作り上げた感がありました。収録ブースでは松中の指導による朝空詩珠紅さんパートの、慣れない拍子で歌う練習(3拍子※厳密に言うと6/8拍子のスローテンポ)、エンジニアブースでは、生楽器はどういう風に収録するのかだの、ここはこういう譜割りで歌って欲しいだの、データがバラバラなのでそれを繋ぐ作業だの、メンバーはひたすら自分のパートの練習だの、とてつもないやり取りがあちこちで行われカオス極まりないものでした。
普段は冷静沈着でサクサク作業をこなしているエンジニア深井さんが焦っている姿を初めて見ました(笑)。
なんだか、、楽しかったです(お前がいちばん悪い←)、制作現場!って感じがしました。
― それを菊池さんがまとめられたわけですね。
菊池:はい、でも、恐らく作曲家陣は皆思い通りになってないのかな、とも感じました。
Aのロックパートでは、もっとリズムを細かく刻んだイメージ(ベースもスラップでした)が、正木さんの生楽器が入ったことにより見事にグラムロック風の重い感じに変化しました(キメの部分は残してあります)。
Bのパートはメロディが意図したものとは違う感じとなり、激しめのパートはデモからかけ離れた雰囲気になりました。
Cのパートは、松中が細かく指導しすぎたあまり、詩珠紅さんの歌がややぎこちなくなった感がありますね、、、。
GENT:ギター入れさせてもらいました。最終デモの段階でギターが入っていましたので、それを再現しようとしたんですが、いかんせんキーボードで打ち込んだギターの音なので、自分なりに解釈して弾いてみました。ギターを録ったのはクリスマスイブ(歌録りの前日)でサンタさんが来る時間帯も弾いてたのでサンタさんは来ませんでした(笑)。メロウのイントロメロディーを弾いたり「アイ♡ワナ」のど頭のキュイーンってのを入れてみたり11分聞きどころ満載です。
清水:この曲全編ギターが、アコギやエレキで入ってて、曲調ジャンルも様々で、裏のキーマンはGENTさんですよね。パートDのギターソロも求めてた以上のソロを弾いてきただいて。
パートDの歌は牧野凪紗に割り振ったんですが、ちょっとキーが低かったですかね、前後の繋がりでそうなっちゃたんですが。それで、嶋ア友莉亜が苦労して上ハモ入れてます。パートEの和久田朱里はいい感じですね。これまでの和久田の歌の中で一番いいんじゃないでしょうか。
菊池:でも、色んな方と協力して創る、というのはこういうことなんだな、と思いました。もちろん1人がワンマンで仕切って、自分の想い描いた音楽をとことん追求するのもアリですが、自分の予想もしない出来事が起こり、最終的にまた自然と形になっていく。そういう曲作りは個人的には好きです。
そんな感じでも時間が限られて(オーバーして)やっと出来た曲です。
サラッと聴くのも良し、とんでもないやり取りが行われて出来た曲(だいたいは僕のせい)と思い浮かべながら聴いていただくのも、また乙かなと思います。
― 最後に聴きどころを。
菊池:一つの曲で歌、楽器、アレンジ、ミキシングが違うという点ですね。歌のリバーブの掛け方、ドラム、ベース様々な点でパート毎に変えています。
Aロックパートでは、メンバーの皆さんに「ロックに歌って!」と指示をしました。メインではないメンバーも思い思いにロックを演じて歌っているので、じっくり聴いていただけたら、と思います。
Bセリフ「雨粒がポツリポツリと体にあたる」の後のピアノのトリルは、まさに体にあたりゆく雨粒を音で演出しています。ここから激しい嵐が始まる予兆のような展開です。
C朝空詩珠紅さんパート、「メロウ」の最後の言葉として象徴されるこのパートは、さながら昇天してゆく天使のようです。松中もメンバーでは無いにもかかわらず、コーラスを精密に(宅録で)作り上げ雰囲気を演出していると思います。
D今までの話を総清算するような力強い牧野凪紗さんの歌です。2015年に行われたZepp名古屋でのワンマンの「未発表曲」がこれに当たりますかね。そう言えばその時もパートが入っていたのを「組曲」と表記していた気がします。
清水:そうでしたね、前々からやってみたかっとことをCD収録という形でやれて満足してます。制作期間も短く、力わざなところもありますが、その分勢いみたいなのも感じて、これまでの積み重ねがあってこそやれた曲だって思いますね。

― そして、いよいよ最後、14曲目「2021」について。作曲・編曲の深井勇次さんです。
深井:仕上がりを聴いても分かる通りライブばえ音源を目指しました。「叫べっ!」の様なお客さんと一体感が作れる様なモノになればと思っておりましたが、清水さんにもその意図を汲み取って頂きイメージ通りになったと思います。
― ボーカルレコーディングについて。
深井:毎回レコーディングさせて頂いていますが、リズムや音程はもちろん各メンバーがそれぞれの個性を発揮出来る様になってきたなと思います。エンジニアとして、その表現力をしっかり収録出来る様にマイクのチョイスも替えてあります。組曲のしずくちゃんパートなんかはハマり過ぎていて驚いているくらいの良い収録音でした。
― 楽曲制作でこだわったところは?
深井:いつも曲を作るときに頭に入れている事は「物足りなさ」です。なるべくコンパクトな構成にして、もう一度聴きたいと思ってもらえるようにしています。何度も聴いて頂いて1番2番の小さな違いにも気づいて貰えれば嬉しいです。
― 作詞は清水さんですね。
清水:先行曲として深井さんからデモが届いた時に「これはアルバムではラストの曲だな」と決めました。それで、詞を書かせてもらおうと。基本できれば詞は他の人に書いてもらいたいと思ってるんですが、この曲は最初から自分が書こうと思いました。
「2021」というワードは、実は「コングラチュレーション〜希望の鐘の音〜」を作る前のSHUNさんとの打ち合わせで出ていたワードでして、メンバーたち、若い人たちがこれから生きて行く世界、オリンピックが終わった、夢が終わった後の世界を生きて行く決意っていうのを歌って欲しいなと。そういう意味では「コングラチュレーション〜希望の鐘の音〜」の続編的な歌でもあります。
ストーリーと直接リンクする内容ではないですが、メロウが去って、愛を持ってないはずのメロウから愛を受け取った人間が、それぞれ少しずつ愛について考える、というラストにふさわしい感じになったかなと思ってます。
「泡沫の人魚-組曲-」の最後、雷と雨の音から曲間なく牧野凪紗が息を吸って歌い出す感じがいいですよね〜。ある意味では組曲から繋がってる曲としても聴ける流れになってます。

― ありがとうございました。最後に、アルバムをお聴きの方にメッセージを。
清水:大変長々と失礼しました、曲が多いのでお許しください(汗)。でも、手前みそになっちゃうんですが、私自身も思ってた以上に、まとまりのあるとってもいいアルバムになったなと、本当にね、そう思ってます。例えば「モノクロームデイズ」も3タイプで10曲あって、いわばアルバムだったんですが、色んなタイプの曲がごった煮のように入ってて、あれはあれでいいんですが、今回はコンセプトアルバムとしてのストーリーを除いたとしても、曲とか音とか、いろんなタイプ・ジャンルの曲がありつつ、でもなんか統一感があって、まとまってる印象があります。
特に若い人たちは、アルバムを聴くという習慣がないのかもしれませんが、64分じっくりとStar☆Tの、「メロウ」の世界観に浸って聴く、アルバムのよさってのを体験してもらえればうれしいです。
ありがとうございました。
(おわり)
「メロウ」楽曲解説その1(全体〜3「愛を目指せ」)
「メロウ」楽曲解説その2(4「純粋LOVE!」〜6「Only Shining Star」)
「メロウ」楽曲解説その3(7「アイ♡ワナ」〜12「夏をあげる」)
「メロウ」楽曲解説その4(13「ファンタジーメモリーズ」〜14「2021」)
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【楽曲解説】プロデューサーによるアルバム「メロウ」楽曲解説その3(7「アイ♡ワナ」〜12「夏をあげる」)

(その2からの続き)
※楽曲制作者のプロフィールはこちら → http://blog.star2t.com/article/456400380.html

― 続いて、7曲目「アイ♡ワナ」について。作曲のGENTさんです。
GENT:曲の依頼の時に4つ打ちの曲でお願いしますとのことでしたので、4つ打ちであることと誰もが覚えやすくキャッチーなメロディーというところを意識しました。ある日、車を運転してたらメロディーとイメージが湧いてきたので、コンビニに車を止めてボイスメモに残しまして、そこが始まりです。
その後、僕がフルコーラスデモを作ったんですが、イマイチ自分なりにしっくり来なくて、もっと良くならないかと僕の先輩にあたる俊太さんに相談をしたところ、シンセ等全て差し替えてもらいました。しかもデモを送っただけなのにイメージ通りになりました。
― ボーカルレコーディングについて。
GENT:主に歌っているメンバーがmisolaちゃん、ゆりあちゃん、なぁちゃん、く〜ぴょんで、サビで斉藤さんとみおんちゃんに入ってもらって、この曲のみ僕がRecエンジニアをやらせてもらいましたが、若いパワーをもらいました(笑)。タイトなスケジュールの中彼女たちもがんばってたので自分も頑張らなあかんなと。
落ちサビは misolaちゃんに歌ってもらいましたが、レコーディングのときに「いいテイク録れたらソロで使われるかもしれないからがんばってね」と偉そうなことを言ったのですが(笑)、彼女も「がんばります!」と凄く張り切ってくれました。その結果いいテイクが録れましたし、misolaちゃん自身も初めてのソロだったと思うのでとても喜んでくれてましたね。
― こだわったところ、アピールポイントは?
GENT:Star☆Tはダンスが魅力的なので、間奏にライブでダンスパフォーマンスが出来るようなアレンジを入れました。間奏の後半は僕がギタリストでもあるのでギターソロを入れたのですが、あれ実はデモ用の仮のソロのつもりだったんです。でも、自分でもかっこよく出来たなと思ったのでそのまま採用しました。どうでもいいかもしれませんが特に最後のビブラート、あれこだわりです(笑)。
でも一番のアピールポイントはやっぱりみんなが歌えて覚えやすいキャッチーなメロディーです。振り付けも皆んなで踊れるような感じみたいなので、ライブでは是非皆んなで踊って歌って楽しんで頂ければと思います。
― 続いて「アイ♡ワナ」作詞の伴野紀子さんです。
伴野:GENTさんのデモを何度か聴くうちに、サビの頭部分に「I wanna」という言葉がハマって、そこから全体に広げていく感じで書きました。清水さんの要望などで、細かく何度か修正はしましたが、サビの「I wanna 〜」の部分は、最初から全く揺らがなかったです。なので、タイトルもここからすんなりと決まりました。
「ユーロビートの洋楽に、無理くり邦題を付けてちょっとダサくなっちゃった感じがいい」と、清水さんからお褒めの(?)言葉もいただきました(笑)。
この曲をたくさんの人に聴いていただいて、日常のふとした瞬間に思わず口ずさんだりしてくださったら嬉しいです。LIVEでは可愛くてカッコイイ感じになると勝手に予想しています。思わず一緒に踊ったりしてくださったら嬉しいです。
清水:「アイドル王道曲を」というオーダーにもっともストレートに応えていただいたのは「恋するマーメイド」とこの「アイ♡ワナ」ですね。かつ「アイ♡ワナ」はStar☆Tにはこれまでなかったタイプ、ユーロビート感も漂う曲なので、これからライブでもヘビロテさせたいです。
作詞の伴野さんはデビュー曲から何曲も詞をつけてもらってますが、今回結構久しぶりの依頼になってしまいました。「モノクロームデイズ」の時以来かな?タイトルについて確かに「ダサい感じがいい」って言いました、、、もちろん誉め言葉です。「ロックバルーンは99」とか「ウキウキウェイクミーアップ」とか「ハイスクールはダンステリア」とか、当時はなんでそんな邦題つけちゃうの?って思ってましたけど、今となると懐かしい、、、。もう今邦題ってつけないですよね、つければいいのに。
話がそれました、えーと、ストーリー上は、メロウやまわりのアイドル目線の曲、アイドルとは?な設定の曲です。

― 続いて、8曲目「メロウ」について。木蓮堂の正木隆さんです。
正木:清水プロデューサーから、バラードをおねがいしますとの依頼があって、他のアイドル曲制作者を横目に見ながら、制作を開始しました。バラードの王道と言えば、ボディガードにおけるホイットニーや、ミーシャのエブリシング等が浮かぶびますが、木蓮堂のイメージからはほど遠い。究極のラブソングをとのオーダーではありますが、人魚の想いを歌うには、人間界での比喩表現や情景描写は使えない。そこで、楽曲や歌詞はシンプルに、アレンジはゴージャスにと方向を定める。
だが、ボーカルレコーディングに許された時間も短く、複雑な多重コーラス等、アレンジに凝ることは難しい(言い訳になりますが、木蓮堂の二人は、どちらもピアニストのような華麗な演奏は出来ないし、繊細なアルペジオも苦手である)。つくづく、こういう楽曲は、松中さん・菊池さんチームや、仲村屋さんのほうが断然向いていると、ふてくされ気味となる。
締切が近づき、プロデューサーに意見を聞くと、意外にもシンプルでもいいんじゃないですかと…。そんなわけで、ピアノに向かって最初のコードを弾いたら、あのメロウのモチーフが降りて来ました。誰かが海の底に向かって呼びかける、メロウ メロウ メロウ…。
― レコーディングについて。
正木:楽曲制作開始時から、なあちゃんのソロ曲と言われていたので、完全にあて書きをしました。いつもながらさすがの歌唱力で、一回歌ってもらったら、もうこれでいいんじゃない?って完成度でした。
ただ、なあちゃんはとても器用なので、仮歌通りに歌ってしまうというか、一歩間違うと和香のモノマネになってしまいそうで、それはどうしても避けたかった。仮歌をリスナーさんが聴くことはないし、あて書きしてるからそっくりでも問題ないとは言え、やはりなあちゃんの歌にして欲しかったし一番歌いやすい音域にもしてあげたかった。
そのために、サビを地声で歌えないかな?と提案したのだけれど(和香は超低音なので、仮歌はきれぎれの裏声…)、結果裏声のほうが切ないということで、キィは変更せずにすみました(♪会いたい〜 のところね)。
実は「Sha・la・la」の再録でも、ユッキーやりくなさんのように歌ってくれたので、そこはなあちゃんっぽく自由にやってよと言わせてもらいました。
― 楽曲制作のこだわり、アピールポイントをお聞かせください。
正木:木蓮堂の提供楽曲は、ほぼすべてがmaj7と言う和音から始まります。ちなみに「メロウ」はFmaj7ですが、この和音はFというメジャーの和音と、Amというマイナーの和音の構成音、ファ ラ ド ミで出来ています。つまり、マイナーとメジャー、両方の性格を持っており、悪く言えばどっちつかずで、曲想も半終止が多く、なかなかすっきりとは解決しない…。
それゆえプロデューサーからは、盛り上がりに欠けるといつも苦言を言われておりますが、単純にそういう趣味であるのと、人間とはそういうものではないのかな?と思うのです。
ひたすら明るく輝いているアイドル達の、悩みや苦悩、迷いなどが表現出来たならといつも思っています。
清水:いつも「プロデュ―サ―に苦言を言われ・・・」と言われちゃうんですが、全然苦言なんて言ってないですよ〜。今回も、アルバムの中で唯一のバラードになるので、“王道バラード”“究極のラブソング”とだけお願いして、あとはお任せでした。
メロディも木蓮堂節な転調感とかメジャーセブン感満載で、アナログシンセ的なシンセやストリングスの音色も相変わらずいいですね。それに、イントロのモチーフが印象的で、聴いてすぐイメージが広がって「Introduction」のバッキングもあっという間にできましたね。
説明するまでもないですが、ストーリー上では、メロウが初めてステージに立って歌う曲という設定です。

― 続いて、9曲目「Instrumental」について。
清水:先ほどお話しした通り、前曲「メロウ」のモチーフを使って作りました。コンセプトアルバムとしての統一感を、冒頭の「Introduction」と組曲と、あと1ヶ所くらいインストゥルメンタルで入れたいなと思ってて、ちょうど中盤クライマックスの「メロウ」後で、さらに「メロウ」と次の「ムーンライトパレード」がどちらともピアノメインの曲なので1つクッションを入れたいってのもあって、ここに挟みました。後半に向けてちょっとひと休みというか、前曲「メロウ」の気持ちの高ぶりをちょっと鎮めてもらうという位置づけのトラックです。

― 続いて、10曲目「ムーンライトパーティ」について。作詞・作曲・編曲の仲村屋さんです。
仲村屋:当初、デモを送った段階で「物語の終盤、メロウが人間界を離れるシーン」というテーマで進めていく流れになったのですが、別アーティストさんの曲のサウンド感の方がそれに相応しい、ということになり仲村屋担当曲は「物語中盤、初ステージ後の少し浮かれた気分、輝く時間」というテーマに変更になりました。
少し切ない雰囲気が出てしまう癖もあり、ライブで映えるようなキラキラしたサウンドになるように苦労しました。ギターは普段仲良くしてくれている丸山さんにお願いしました。私のワガママに付き合って、とてもかっこいいギターを弾いていただきました。
この「ムーンライトパーティー」と作詞を担当した「ファンタジーメモリーズ」ともに仮歌を私が歌っていて、自分で歌っていて楽しかったので、ライブでもぜひ皆さん覚えて一緒に歌ってほしいですね。
― ボーカルレコーディングについて。
仲村屋:レコーディング後半ということもあり、テンポ良く進んだ印象です。プロデューサーの清水さんからの指示は特になく、私がやりたいようにやらせてもらいました。
ゆりあちゃんメインのこの曲は、彼女自身が持つ弾ける可愛さと、鼻にかかった甘えた声質が印象的でした。私の無茶ぶりにも頑張ってこたえて歌ってくれました。
― 楽曲制作のこだわり、アピールポイントについて。
仲村屋:実はコーラスを私が担当しています。うっすらですので気づいてもらえるかな…。また私自身がStar☆Tメンバーへ「こうなってくれたらいいな」という想いを込めました。みなさん、ぜひ、ライブで一緒に歌ってくださいね。
清水:仲村屋さんはピアノ弾き語りのイメージが強くて、曲もしっとり系が多いと思うので、今回のアイドル王道ってオーダーは苦労されたんじゃないかなと思います。デモの段階で「他の曲が打ち込みが多そうなので、生バンドっぽいアレンジでやりたい」とおっしゃっててOKしたんですが、最終的には生バンドともちょっと違う不思議な感じに仕上がったなという印象です。これまでのStar☆Tにはない感じで。

― 続いて、11曲目「夏をあげる」について。こちらは清水プロデュ―サ―の作詞・作曲・編曲ですね。
清水:夏の新曲として2曲先行発表する予定で、6月に菊池さんと深井さんに依頼したんですが、深井さんがお忙しくてちょっと夏には間に合わないということで、しょうがないもう1曲は自分で作るかと。本当は自分の曲はアルバムではやらないつもりだったんですけど。
菊池さんの曲のデモ到着を待って(「Only Shining Star」)、違う路線の曲がいいかな、と考えた時に、じゃあ水着やろうかという話も出て(Star☆Tは水着初披露でした)、それなら夏曲で、じゃあサザンオールスターズでって感じで、手癖のみで作っちゃったって感じです。シャッフルにして、「太陽は罪な奴」とかの路線ですね。
ミュージッククリップを水着で作ったんですが、ものすごい再生回数で「水着強えーな〜」って思いましたねぇ(笑)。「Only Shining Star」のミュージッククリップも同時に公開したんですが差ができちゃって(「Only Shining Star」もこれまでの曲よりは再生回数多いんですけどね)、菊池さんに申し訳なくて、、、。「Only〜」の方がミュージッククリップも断然作り込んでるんですけどね。
夏に公開したミュージッククリップ版とアルバム収録版では、バッキングアレンジは一緒ですが、歌は録り直してますし、微妙に違います。落ちサビもアルバム版は牧野凪紗1人で歌ってます。牧野はこれくらいのテンポ、音域が一番声に艶がでるんじゃないかと思います。
ストーリー上では、メロウが参加した海辺でのファン感謝祭で流れている曲という設定です。
(その4に続く)
「メロウ」楽曲解説その1(全体〜3「愛を目指せ」)
「メロウ」楽曲解説その2(4「純粋LOVE!」〜6「Only Shining Star」)
「メロウ」楽曲解説その3(7「アイ♡ワナ」〜12「夏をあげる」)
「メロウ」楽曲解説その4(13「ファンタジーメモリーズ」〜14「2021」)
お知らせ3.jpg
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